オムネクと金星都市訪問 NO4 | ヘミシンクピンポンパン

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ヘミシンクと幽体離脱体験記

見上げると巨大なドーム都市が空高く

浮かんでいた。

それは幾つかあり壮観な眺めだった。

透明なドームの内部には銀色に輝く

フィラメントのような結晶構造があった。

それはシャープな高層建築の集合だった。

(続く)









――――――――――――――――――――――――――――

ドーム都市は平たい底面を持った

シャボン玉のようにも見えた。

一つが、こちらに向かってゆっくりと


降下しようとしていた。


            「この台形状の区画は

ドームが降りてくるところよ」

「何故浮かんでいるのです」

            「地面が必要ないからよ」

「では、何のために降りてくるのです?」

            「メンテナンスとか」

            「大きな改築の時は大地と接触するの」


ヴィジョン変わる。

上の方からピラミッドを見ていた。

これはドームの内部のようだった。

あまりにも大きくドームに入ったと

いう感覚がまるで意味を為さない。


直径は数十キロくらい有りそうに思えた。

間近で見るドームは限りなく透明で

まるで泡のように極度に薄く、在るか

無きかのように思えた。

シャボン玉とか、泡と呼ぶのが

相応しかった。


          「あなたが思っているような

閉ざされた空間ではないのよ」

          「もっと開いているの」

泡の上部はさらに薄くなり

宇宙へと通じていた。

          「この泡はエネルギーの膜みたいなものよ」


「何のためなのです」

          「それぞれのドームはそこに住んでいる人々の

バイブレーションで統一されているのよ」

          「振動数とか波長とか」

          「共振しあえる波動で集まっているの」

          「要するに気のあったもの

同士が同じドームに暮らすのよ」

          「泡はそのウェーブを守るために在るの」


私はここで素晴らしい心の高揚を感じた。

楽しくウキウキワクワクしてきた。

私自身が入れるドームが在るにちがいない!

と思った。

ここに来て良かった。


「我々は好き嫌いがあっては

ならないと教わりますけどね」

          「高い波動は人に無理はさせないのよ」

          「強制とか競争もないの」

          「気のあった者同士で繫がり、

創造行為も協力しあうのよ」

          「地球は争いと破壊を生む

仕組みを作っているわ」


ヴィジョン変わる。

全身汗だくで裸になって激しく押し合い

せめぎ合っている、夥しい数の人間の

集合を見ていた。

          「結局、ああやって体を壊すのよ」

          「病気の原因は魂の自由を

あなた方が侵害しあうからよ」

「都市を見せて下さい」


ヴィジョン変わる。

これが金星都市チュートニアなのだろうか?

それとも別の何処かなのか?


すごく奇妙な具合に見えている。

大きく縦長に歪んだヴィジョンで、

しかも街は中世のヨーロッパ風だった。

石畳の路上を馬が走っていた。


建物はバロック様式ではなく

ロマネスク調だった。

すごく華麗で綺羅びやかだった。

前衛的な超高層建築は何処にもない。


         「もう時間ね」

         「また今度ね」

         「あなたのパワーが切れています」

         「ロマネスクは正しく見ていますよ」

         「我々はバロックには暗い

ものを感じてしまうのです」

「ありがとう」

「また来ます」

CDはここでちょうど終わった。





《オムネクと金星都市訪問レビュー》

我々はずっとこのまま地球で生活を

続けながら、宇宙へ進出するという

わけではないようです。


宇宙の常識では進化が一定のレベルに

達した時、種族全体が母なる故郷の惑星

を一斉に旅立つのです。


そしてそれに見合うだけの巨大な

宇宙船が建造されます。

宇宙連合の光の船は大きいものは

惑星規模のサイズを持っています。


オムネクは「地面が必要ない」と言いましたが、

そのレベルに達した時、彼女達が金星から

旅立つときなのかもしれません。


金星ドームはそれほど遠くない日に

種族全体が宇宙へ進出するための

前哨なのでしょう。

波動の合ったもの同士が大きなグループを

作り、宇宙と未知の探索に出発するのです。


金星から地球に転生している人々がいます。

彼等は今生での役割を果たされた後は

金星人の出発にあわせるように恐らく

帰還されるのではないかと思います。


そして彼らが金星を旅立ってしまう前後

には、我々の中から金星への転生を選択

される方が出てくるのかもしれません。




最後までお付き合い頂きありがとうございます。

マサト








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