『TITANE/チタン』解析サイトを担当&劇場パンフに寄稿しました | Just for a Day: 小林真里ブログ

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映画監督/映画評論家 小林真里(Masato Kobayashi)です

ジュリア・デュクルノー監督の異形のボディ・ホラー

『TITANE/チタン』が公開になりました。

 

 

この映画の解析サイトを丸々執筆、

同じく劇場パンフレットにキーワード解説を寄稿しました。

劇場パンフには重要なネタを2つ、限定で執筆してます。

 

解析サイトを担当するのはA24作品の

『ヘレディタリー 継承』『ミッドサマー』『ライトハウス』

に続きこれで4回目。

 

密かにシリーズ化しつつありますが、

今回はフランス・ベルギー合作の

センセーショナルなカンヌ・パルムドール受賞の衝撃作、

しかも友人の監督作ということで感慨深いです。

 

解析サイトとパンフにも書いた通り、

僕の監督作『BEYOND BLOOD』でジュリアのデビュー作

『RAW 少女のめざめ』を取り上げさせてもらったのですが、

カンヌであの作品と出会ったことで、

ようやく映画の着地点が見えて、

翌年にはトロントでコラリーと出会い、彼女の監督作

『REVENGE/リベンジ』も加えることで厚みが増し、

映画を完成することができたのでした。

 

コラリーの新作にして初のメジャー大作

『The Sunstance』は来月フランスでクランクインします。

ベールに包まれていますが、これまた凄い作品になりそうで、

期待大です。

 

 

 

世界で最も信用できる映画サイトの一つ、

IndieWireが「30 Disturbing Foreign Films」

という素晴らしい特集を組みましたが、

『TITANE』や『BEYOND BLOOD』で取り上げた作品が

多数選出されています。