韓国映画『コンフェッション 友の告白』本日公開!劇場パンフに寄稿しました | Just for a Day: 小林真里ブログ

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映画監督/映画評論家 小林真里(Masato Kobayashi)です

仕事の告知です。


本日公開になりました、韓国のネオ・ノワール

『コンフェッション 友の告白』

の劇場パンフに、レビューを寄稿しました。





三人の男の厚い友情ドラマを縦軸に、軽率な偽装犯罪を機に

魔のスパイラル地獄に堕ちていくコーエン兄弟チックな

クライム・ノワールを横軸にした、ドラマティックな秀作です。


韓国映画の劇場パンフに寄稿するのは初めてですが

(雑誌等でレビューは書いたことあるけど)、アジア映画では

特に韓国映画は大好物で、ジャンルを問わず観ています。


あの情の厚さと気高い男気と男勝りでたくましい女性たちの気概は圧倒的で

笑いもバイオレンスも大胆でハイテンションで過剰でドラマティック。

その国民性の表れなのかもしれませんが、韓国人は絵になる。

感情表現がストレートでオープンなので、下ネタを含むユーモアも

軽妙でトリッキーで最高です。


9年前にNYに住んでいたとき、韓国人の友人がたくさんできたのですが、

彼らの人懐っこさと懐の広さ、連帯感と絆の強さ、

寛容さには深く感銘を受けた次第です。

韓国料理も大好きですし。


そしてもう一つ、昨日発売になったムック本

「本当にスゴい戦争映画100本」(エンターブレイン)にも寄稿。





本当にスゴい戦争映画3本(1ページ)で

『M*A*S*H マッシュ』『フルメタル・ジャケット』『シン・レッド・ライン』

について執筆。

さらに、南北戦争と朝鮮戦争の映画(2ページ)では、

『リンカーン』や『ダンス・ウィズ・ウルブス』、『ブラザーフッド』など

12本を取り上げています。


本当にスゴい戦争映画では、他にも

『ハート・ロッカー』『ゼロ・ダーク・サーティ』『イングロリアス・バスターズ』

『パンズ・ラビリンス』『スターシップ・トゥルーパーズ』『スローターハウス5』

なども候補に挙げたのですが、今回はこの三本を選出しました。


よろしくお願いします!