Jackie-O Motherfucker来日決定!ケイト・ブランシェット新作!映画クィーン! | Just for a Day: 小林真里ブログ

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映画監督/映画評論家 小林真里(Masato Kobayashi)です

 最近ニューヨークの冬が本格化!!

寒波強烈!!冷気が肌に突き刺さる!!
見えない氷壁に体全体で突っ込んでるように!!
外を歩くと動きが異様に重い!!
なんか鼻が常に冷えてる!!

さて!

離日前に実は、Jackie-O Motherfucker

ダニーから メールが来てまして、なんと!
ジャッキーOマザーファッカーの初来日公演が
決まりました!!!

タイのフェスティバルに参加後、日本ツアーを行うそうで
3月8日周辺に東京と大阪でライヴやります!!

やった!めでたい!!!

サーストン・ムーアやジム・オルークも大絶賛する
獰猛でアバンギャルドなポスト・ロック+ノイズの洪水と
さらに、アンビエントでフリーフォーク的な静寂で
エクスペリメンタルな深みのある癒しのサウンドも
併せ持つ、底が知れない音響集団ジャッキーOの
ライヴはとにかく必見!must seeですよ!是非ご体験を!!
ああ、東京でメンバーに会えるのも楽しみだなあ!!
なんかイベント仕掛けたいけど時間がなさすぎ!!

http://www.atpfestival.com/atp-recordings/jackie-o-motherfucker/
(ジャッキーOについてはこちら!)

http://ameblo.jp/masato-ny/entry-10010592589.html

(JOMF、去年のライヴレポート)

そして、昨日チェルシーで、二本観てきました。

■『Notes on a Scandal』

二人の子持ちで人妻のケイト・ブランシェット先生が
15歳の生徒とセックスする映画!
なんてこった!!
そして主役はそんなケイトの弱みを突いて
歪んだ愛の形を求めるサイコな同僚ババア、
ジュディ・デンチ。天涯孤独。友達は猫のみ。

どろどろしたビザールでセンセーショナルなドラマ。
ケイト・ブランシェットは、作品選びの上で
常にチャレンジャーなその姿勢に感服する。
今作ではセクシーなケイトが観られてヨダレが!
しかも鬼の形相も炸裂する大迫力演技で、『アビエイター』
ではなくこっちでオスカー獲って欲しかったぐらい
(今回ノミネートされるだろうけど、まず二度目は
ないはずなので)。
ジュディ・デンチのまさかの入浴シーンあり。やりすぎ。

出演作が続くケイト。
先週は『バベル』、今週はこれ、そして来週は
ソダーバーグの『The Good German』を観ます!

■『クィーン』

フレディ・マーキュリーは関係ない。
ダイアナ妃事故死後のイギリス皇室の内幕を描いた作品。
エリザベス女王に扮する主演のヘレン・ミレンが目下
賞レース独占状態だが、そんなに本物に似てるの?
当時のニュース映像や写真を交えたドキュメンタリー色の
濃い作品で、どこまで真実に近い話なのか分からないが、
脚本のひねりが効いていて最後まで目が離せない。
これは思わぬ拾い物。監督はスティーブン・フリアーズ。
なんだかトニー・ブレア万歳映画になってますが。