ボブ・ディラン新作と秋の空 | Just for a Day: 小林真里ブログ

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映画監督/映画評論家 小林真里(Masato Kobayashi)です

 最近、先週発売になったばかりの、ボブ・ディラン

5年ぶりの新作『Modern Times』ばかり聴いている。


随分声がしゃがれちゃったなあ。ハスキーでんなあ。

渋いなあ。と思いつつも、やはりボブ・ディラン印満載の

コクのありすぎるその優しくおおらかで、様々な感情が

こもった歌声とメロディが心地よい。

秋が本格的に到来し冷たい空気が涙腺を刺激する

なんだかセンチメンタルなこのシーズンに特に

マッチする、牧歌的でなんだか心温まるアルバムだ。


bob


久々に彼のライヴを観たいと思い、必死にスケジュールを

調べてみたら、ニューヨークのアップステイト(マンハッタン

よりかなり北上した田舎のほう)でやることを突き止めた。

が、やはり車社会アメリカ。電車で最寄り駅まで行けても、

そこから会場まで行く手段がない・・・・。


さらに、今日はNYの隣の隣のステート=ペンシルヴァニアの

州立大学の野球場で野外ライヴをやるというので、

交通手段をリサーチしてみたところ、なんとマンハッタンから

バスが出てるじゃないか!

これは行けるぞ!


と思ったのですが、バスの本数が一日に二本しかなく、

日帰りができない。同じペンシルヴァニアのフィラデルフィアに

友人が住んでいるので、泊めてくれると言ってくれたのだが、

会場からそこまで行くのに車で4時間。

しかもバスが夜は動いてないし・・・。

泊りがけで行くのも経済的にも辛いし、マンハッタンから片道

7時間はやはり辛かろうと思って、断念。

いつか近い将来、久々にボブ・ディラン観れたらいいなあ・・・。