【書評】20歳のときに知っておきたかったこと | 日々の気づきを記録する。

【書評】20歳のときに知っておきたかったこと

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義/ティナ・シーリグ

¥1,470
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引っ越しのため2週間ぶりの本魂!に参戦。ブログの下に
仲間のレビューがあります。面白いので、ぜひ読み比べて
見てください!
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「こんなことをできたらいいけど、無理かなぁ。と思っ
ていたことを「よし。明日、上司に話してみよう!」と思
える元気がでる本です。

著者はスタンフォード大学の起業家育成講義で教鞭をとる
人気講師。

本は「まずは、やってみようよ!」という背中をおすエピ
ソードが満載。大学の先生らしく実証的なエピソードに素直
に納得でき、ベストセラーになるのもわかります。


数多い話の中でも、ぼくが好きなのは戦闘機のパイロット
訓練生のエピソード。
(64ページ)

訓練生のひとりが「飛行の際のルールを1千個習った」と
いうのに対し、もう一人は「わたしが教えられたのは3つ
だけだ」。

それを聞いた1千個のパイロットは自分のほうが選択しが
多いと内心喜んだんだのですが、3個のほうがこう言いま
した。

「"してはいけないこと"を3つ教えられたんだ。あとは自
分次第だそうだ。」



あなたが上司なら、戦場のパイロットとしてどちらに期待
しますか?


前に進むことを躊躇する人は、実はいろんな人のアドバイ
スを聞く人が多いのではないでしょうか?

頭でっかちになって肝心の実践ができない。

この本は「助言なんて吹き飛ばせ!」「やってはいけない
こと以外はなんでもやっていい!」
と。

タイトルは「20歳のときに知っておきたかったこと」ですが、
むしろ、会社になれてきて「新しいことやってもどうせム
リだよ」と思いがちなぼくら中堅層が読むべき本だと思います。


【目次】
第1章 スタンフォードの学生売ります 自分の殻を破ろう

第2章 常識破りのサーカス みんなの悩みをチャンスに変えろ

第3章 ビキニを着るか、さもなく死か ルールは破られるためにある

第4章 財布を取り出してください 機が熟すことなどない

第5章 シリコンバレーの強さの秘密 早く、何度も失敗せよ

第6章 絶対いやだ!工学なんて女がするもんだ 無用なキャリア・アドバイス

第7章 レモネードがヘリコプターに化ける 幸運は自分で呼び込むもの

第8章 矢の周りに的を描く 自己流から抜け出そう

第9章 これ、試験に出ますか? 及第点ではなく最高をめざせ

第10章 実験的な作品 新しい目で世界を見つめてみよう


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書評家仲間の一斉レビュー。ぜひ、読み比べてみてください。
面白いですよ。

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