暑い暑い夏が過ぎて、秋になりいつの間にか冬になりました。


十一月の始めの日曜日、日曜学校が終わると佐藤先生が

「みなさん、もうじき楽しいクリスマスですよ。今年は、とても楽しくて良いクリスマスを迎えましょうね。聖書の暗証をしたり、讃美歌を歌ったり、劇もやりたいね。来週の日曜日から、練習を始めましょう」と云いました。


次の日曜日、日曜学校が終わると先生は、「みんな、お昼ご飯を食べてもう一度ここへ集まりましょう。」と云いました。


午後、みんな集まって来ました。


先生は、「イエス様のお誕生日の劇をやりましょう。」と云って、他のクラスの子供たちも一緒になって、みんな役をもらいました。


それからの、日曜日の午後はいつもいつもクリスマスにやる劇や、聖書の暗証のけいこをしました。


先生は、台本を書いて来てみんなに渡しました。


どの子も、どの子も、みんな自分の役のセリフを覚えようと一生懸命にやりました。


いよいよ、クリスマスも近づくと、先生方は劇に使ういろいろなものの支度です。


赤や、みどりや、金銀の紙や、ボール紙を買ってきて、天使たちの星のかんむりや、羊飼いの頭に乗せる輪を作ったり、女の先生方は、モミの木につるすサンタクロースや小さい家や、十字架や、トナカイまで作って糸を通してつるしました。



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