文ちゃんは、取ったトンボの羽を四枚まとめて私の指にはさんでくれました。
「こうやって持てば、かみつかないよ」と云いました。
トンボは、羽を四枚まとめて押さえられているので、目玉をくるくるまわしたり、尻尾を曲げたりしても、私の指をかむことはできません。
文ちゃんの家の縁側で、トンボをお父さんのバット(たばこ)の空き箱に入れました。
息が出来ないとかわいそうだからと、文ちゃんが火箸で四角い箱にブスブス穴をあけました。
トンボはせまい箱から逃げようと、ガサガサあばれていました。
にほんブログ村
人気ブログランキングへ