宇宙の子マサのこころに木を植える活動日記
『うーとーとー』
~自然に届ける動の祈り~


*photo:Earth photographer 西美都



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『うーとーとー』 ~自然に届ける動の祈り~ 報告
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宇宙の子マサのこころに木を植える活動日記
8月の25日間で、【336袋分】のゴミを綺麗にできました!

日々の感動の出来事や、活動の様子は活動記事まとめをお読みください♪

引き続き、海の大掃除を行っていきます。

詳しくは祈りの海の大掃除『うーとーとー』part.2 ~おかえり~をご覧ください。

いつも応援してくださって、ありがとうございます!

引き続き、応援よろしくお願いいたします。



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目次
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【1】『うーとーとー』の概要
【2】きっかけと想い
【3】宇宙の子マサ、プロフィール
【4】活動実績
【5】活動を応援する







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【1】『うーとーとー』の概要
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宇宙の子マサのこころに木を植える活動日記

【概要】
漂着ゴミの多い沖縄の海。

8月いっぱいかけて毎日、

海やそこに生きるすべての生き物や、目には見えない精霊・神様。

そこに感謝を伝える祈りのように、海のゴミを拾って行きます。

※『うーとーとー』は沖縄の言葉で『祈り』です。


【期間】
8月11~8月31日

【場所】
沖縄本島、うるま市『藪地島(やぶちじま)』中心に海の大掃除をします。

【ゴミの処分】
各自治体にて

【実行団体】
NGO Open Earth








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【2】きっかけと想い
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[きっかけ]

2013年3月、1年振りの沖縄へ僕は来ました。

沖縄でのある日の新聞に、基地を造るための『辺野古の海の埋め立て』のことが書かれてあり、

僕は沖縄に居させてもらいながら、沖縄のことを何も知らないことにショックを受けて、

すぐにレンタカーを借りて、沖縄の中部の辺野古の海へと向かいました。



宇宙の子マサのこころに木を植える活動日記

宇宙の子マサのこころに木を植える活動日記

着いた大浦湾は、絶滅危惧種であるジュゴンの住む、美しい海でした。

そしてそこには砂浜を区切るように、米軍基地のフェンスがあった。

沖縄が向き合ってきたものと初めて感覚が触れあった瞬間でした。



宇宙の子マサのこころに木を植える活動日記
そこから導かれるように、北部にある東村へと向かうことになった。

ヤンバルと呼ばれる命豊かな森が広がるそこもまた、オスプレイのヘリパットが建設されていて、

住民の方々が強いストレスにさらされながら反対の座り込みをされていた。

そこで起きている現実を知った時、僕は涙があふれてきた。。

本土の空気とは、まったく違うリアリティが沖縄にあることを感じはじめた。



沖縄の現実について学ぶうちに、60年前に起きた沖縄での地上戦に辿り着いた。

なぜ沖縄で唯一、地上戦が行われたか?

それは日本の本土を守るための、海で言えば『防波堤』のような役割の場所になったから。

それだけじゃない。日本軍の命令によって起きた『集団自決』など、

それら事実を知った時、本土(ヤマト)の人である自分が、

この島にいることが罪悪感でいっぱいになった。。



沖縄の人が大好きで、仲良くなったあの人や、あのお店のおばちゃんは、

こころの中では、ヤマトから来た僕に対して本当はいい想いを持っていないんじゃないか?





宇宙の子マサのこころに木を植える活動日記

そんな想いを抱いているなか迎えた6月23日の『沖縄慰霊の日』

僕は仲間数十人と一緒に、平和祈念公園や戦争中に使われたガマ(防空壕)へ行くことになった。



そこで僕はある人の言葉にすごく救われた

『胸を張ってこの地へ来なさい』

『過去のことに気負わず、未来を向く勇気を持って、強く生きて行きなさい』

僕はこの地に居ていいんだ…そう思えた。



そこから、基地など、いま沖縄で起きてることや、

沖縄で起きた悲しい出来事、出会った人たちのために『自分に出来ることはなんだろう?』って、

一生懸命、向き合った。





そしてある日、閃いたのが『treeマラソン』という、

沖縄本島を走って一周しながら木を植えるという平和への願いを込めたアクションでした。



宇宙の子マサのこころに木を植える活動日記

宇宙の子マサのこころに木を植える活動日記


ただでさえ熱中症になりそうな、頭がグラグラする強烈な日射しのなか、

毎日、朝から夜まで、長い日では17時間も、走れなくなった重い足を引きずって歩いた。



そして、

この人の支えなしでは決して達成出来なかった、

自転車で伴走してくれた最愛の友愛のパートナー『Kちゃん』

そして急きょずっと車で伴走してくれ、冷たいタオルや水、

夜には家に泊めさせてくれてお風呂や布団で身体を休めるができたお陰で続けることができた『ひーさ』

このチャレンジのなかで出会い、想い、支えてくれたすべての皆さんと一緒に、

平和への願いを木に込めて、植えさせていただくことができました。

『treeマラソン』を終え、僕の沖縄にいる学びや役割が終わったように感じた。





[想い]

3月から7月までの5ヶ月間、沖縄で学び感じさせてもらった戦争や平和。

それだけに、憲法9条改正を謳う政治家の言葉が、より身近なものになっていた。

『沖縄で学ばせていただいたことを、次はどこへ繋いでいけばいいんだろう?』

そう自問していたあるとき、ある光景がイメージでやってきた。

それはtreeマラソン中に出会った、だった。



民家がちょくちょくとしなかいような、

北部の静かなエメラルドグリーンの海沿いを走っていたとき、

目をやった海に驚いた。。

宇宙の子マサのこころに木を植える活動日記

宇宙の子マサのこころに木を植える活動日記

その海はゴミでいっぱいだった。

『なんでこんな綺麗なところに?』

それは台風で流されてきた、漂着ゴミが辿り着く場所だった。

その他の場所の海にもゴミはたくさん流れ着いていた。



その光景を目にした場面のイメージが、浮かんできた。

『まだ沖縄での役割は終わってないんだな』



そして、次のビジョンを胸に、他の予定で一次戻ってきた本土。

そこで見たニュースに驚いた

すべてを壊すような雨が、各地を襲っていた。

一方、沖縄では台風も来ず、雨も降らず、草木や大地はカラカラになっていっていた。



人は言葉を通して人とコミュニケーションが取れるけど、

言葉を持たない自然はどうやって人に語りかけるだろう?

それを想ったとき、これは自然からのメッセージじゃないかと感じた。



福島の原発も、溶け落ちた高温の核燃料が、

地下水へと到達しているのではないか、という情報も入ってきた。

そうなれば、僕たちの飲む水や、海にももっと汚染が広がってしまう。



なぜこういうことが起きてしまっているか。

今回の選挙でも感じたけど、

人が政治から遠くなってしまっていた、

人が自然から遠くなってしまっていた、

そこなんじゃないかって思った。



宇宙の子マサのこころに木を植える活動日記
沖縄では、山の中や、いたるところに『拝所(拝むところ)』があります。

『祈る』ことは、

『人と自然を繋げる行為』ということを沖縄で教えてもらいました。

昔から人は祈りを通して、自然を意識し、感謝し、自然と共に生きてきたんだと思います。



今回、海のゴミを拾うことは言葉にすれば『ゴミ拾い』や『ビーチクリーン』ですが、

僕にとっては『祈り』に近いです。

海やそこに生きるすべての生き物や、目には見えない精霊・神様。

そこに感謝の、うーとーとー(祈り)をするように、海のゴミを拾って行きます。








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【3】宇宙の子マサ、プロフィール
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宇宙の子マサのこころに木を植える活動日記

本名、鈴木博将。

NGO 『Open Earth』代表。1985年、宮城県登米市出身。

4歳の頃のある夜に、おばあさんと6つの輝くUFOを見たショックで(笑)、

『地球のために何かしたい!』と思うようになり、

でも1歩踏み出す勇気も、何を始めたらいいのかもわからず、

社会のなかでたくさんの孤独や絶望感を味わう。

しかし想い続けた願いは届き、『てんつくマン』代表のNPO法人 MAKE THE HEAVENの植林スタッフに決定。

2008年から沙漠化が進む、内モンゴルの沙漠に木を植える活動を開始。

これまでに17万6千本の木を植えるサポートを行う。

現在は独立し、内モンゴルの沙漠への植林をメインに行いながら、

各地でのトークライブや、

大地とこころに木を植える活動を展開しています。


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【4】活動実績
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宇宙の子マサのこころに木を植える活動日記
[2009.9] NPO『MAKE THE HEAVEN』の植林チームスタッフとして世界に木を植える活動開始
 
[2009.4] 第5回 『中国・内モンゴル植林ツアー』担当

[2009.8] 第1回 『南アフリカ植林ツアー』スタッフ

[2010.4] 第6回 『中国・内モンゴル植林ツアー』担当

[2010.9] 第7回『中国・内モンゴル植林ツアー』担当

[2010.11] 第2回 『南アフリカ植林ツアー』スタッフ

[2011.1] カンボジアへ、こどもたちに会いに

[2011.3~] めでたい日本復興チーム『め組JAPAN』本部スタッフとして、地元宮城県石巻市を中心にで復興活動。

[2011.11] 独立&7人の仲間でアメリカ聖地を1ヶ月ワゴンで旅する。

[2011.1] NGO『Open Earth』設立

[2012.2] カンボジアへ児童買春などこどもたちの状況を調べに

[2012.9] 第8回 『中国・内モンゴル植林ツアー』担当

[2012.11] 第1回『こころの植林プロジェクト』inカンボジア・バサックスラム企画主催

[2013.4] 第9回 中国・内モンゴル植林ツアー 共同主催

[2013.7] 『treeマラソン』~沖縄本島387キロを走って一周しながら木を植える~


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【5】活動を応援する
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『うーとーとー』の活動には、車レンタル代、ガソリン代など多くの費用がかかります。

NGO 『Open Earth』のこの活動を資金面でサポートしてくださる方を募集しています。

1円~ご無理のない範囲でサポートしていただけたら、ありがたいです。

応援よろしくお願いします!


[使用用途]
車レンタル代/ガソリン代/活動費



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サポート口座
NGO Open Earth口座
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■銀行名 東北労働金庫 迫(はさま)支店
■店番 094
■普通預金
■口座番号 6390852
■名前 エヌジーオーオープンアース

応援してくださる方は、下記アドレスまたはFACE BOOKメッセージでご連絡お願いします。
openearth.masa@gmail.com


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