監督 アハロン・ケシャレス
ナヴォット・パプシャド
出演 ツァヒ・グラッド *被害者の父ギディ
リオール・アシュケアズィ *刑事ミッキ
ロテム・ケイナン *容疑者ドロール
ドヴ・グリックマン *ギディの父
森の廃墟でかくれんぼをする３人の子供
その中の一人が姿を消す
***
曖昧な目撃証言で容疑者になった教師ドロールに
殺人課刑事ミッキと２人の部下が
ボスの制止を無視し暴行を加え自白を迫る
署長にバレる
ボスは教師ドロールを解放
数千円を渡して口止め
暴行を物陰から見ていた少年
スマホで撮影
*
警察に匿名で
少女の居場所を教える電話
その場所から
椅子に縛られ暴行された
首なし少女の遺体が発見される
これはミッキの不祥事で
ドロールが野放しになった為？
ミッキは交通課に左遷
*
ミッキの暴行が
YouTubeにアップされる
２日間で4000ヒット
*
ドロールの勤める学校では
彼を殺人鬼とする陰口が横行
これはYouTubeにアップされた動画の影響
保護者からも電話が殺到
ドロールはほとぼりが冷めるまで停職
*
ドロールが犯人だと疑わないミッキ
職務に関係なく単独で監視を続ける
*
もう一人
ドロールを犯人だと疑わない男
被害者の父ギディ45歳
彼の気掛かりは見つからない娘の頭
頭がないと天国へ行けない
彼は人里離れた地下室付き一軒家を借りる
外に声が漏れないことを確認
*
YouTubeが警察幹部にも知れる
署長の立場が危うい
ミッキは一時停職処分
ドロールが真犯人だと立証できれば
２人とも問題は解決
*
ミッキはドロールを拉致する
が、
２人とも
ギディに拉致される
*
冷酷なギディ
ではあるが
彼が恐れるのは
人並みにパパとママ
パバは元イスラエル軍人・・・
ブラック・コメディ＆
ホラー・スリラー映画
タランティーノ監督が
2013年のベスト映画と大絶賛した、とか
シニカルにコミカルに
人間の凶暴性を描いて
いかにも
タランティーノが好きそう
タランティーノ映画より
現実味があるので
痛い場面が苦手な人は
やめた方がいい
予告編が的確で
予告編を見て面白そうだと思えば
本編を見ても満足できると思う
ただ、キャッチフレーズの
本当のオオカミは誰だ？！
は、どうだろうか
人間は誰でも
悪オオカミにも臆病ヒツジにもなる
本当とか嘘とかではなく
その二面性を描いたのが
この映画
2013年 イスラエル映画 110分
サターン賞 インターナショナル作品賞受賞
ファンタジア国際映画祭 作品賞受賞
iPhoneの発売日は
iPhone４・・・2010年６月
iPhone4s・・・2011年10月
iPhone５・・・2012年9月
2013年の４月に初公開されたこの映画
撮影はおそらく2012年
その時、イスラエルで
iPhone5発売されていたかどうかで
ギャグの意味が微妙に違ってくるが
・