監督 吉田良子
原作 姫野カオルコ
音楽 大友良英
出演 岩佐真悠子
淵上泰史
伊藤久美子
奥浜レイラ
内田亜希子
青柳文子
古舘寛治
男とは無縁
天涯孤独の汚れなき乙女
修道院育ち真悠子
彼氏も男友達もいない
生まれてから一度も
男に触ったことがない
修道院を出て
モデルになったが色気がゼロ
仕事が来ずクビ
彼氏を作ろうと思うが
誰からも声はかけられず
声のかけ方も不自然
誕生日に
彼氏が出来ますようにと
神に祈る
そして
出来たのは人面瘡
人面瘡は
真悠子のアソコに住み着く
人面瘡が口が悪い
真悠子に悪態をつき続ける
身の程知らずのダメ女
一瞬でも期待する価値など
貴様にはないのだ
こんな所に俺がいて
貴様はここを使えないが
誰も使いたい男がいないから
不便はねえだろう
***
真悠子は人面瘡を古舘さんと名付ける
ゆっくり考えたら古館さんの言う通り
愚かな願いをした自分を懺悔
古舘さんは今までに
何十人にも巣食ってきた
素直でおっとりした真悠子は
初めてのタイプ
古舘さんもペースがつかめない
口の悪い古館さんだが
真悠子のあまりの達観ぶりが心配
女なら感じてみろ
真悠子はいままで
セックスしたいと言われたことがない
試しにこっちから667人に訪ねても
答えは全員、"いえ 全然！^^ "
むしろ
立ってたモノも萎えさせる
その力で
連続強姦魔を一撃
モデル時代の知り合い
レイラ、亜希子、文子
真悠子の部屋に遊びに来る
文子が連れて来た彼氏と握手
彼氏は股間を押さえて帰る
ある朝
古舘さんの中に
カズノコとイソギンチャクが出来る
誰も使わないのに恥ずべき？
真悠子が好きだった気弱なアーティスト淵上
彼に出来た初めての彼女久美子
久美子は経験豊富がコンプレックス
嫌われてこそ人面瘡
こんなに親しまれては・・・
岩佐真悠子のヌード・シーンは
それほど長くない
とんでも映画かと思ったら
予想外にまともな映画
罵り続けるアソコ人面瘡との
交流を描いた
ヒューマン・コメディ
宮沢賢治に通じる
ほのぼの感あり
でも
設定が設定なだけに
使われる言葉は下品
2013年 日本映画 95分
日本映画プロフェッショナル大賞 新進女優賞受賞
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