監督 タナダユキ
原作 伊吹有喜
出演 永作博美
石橋蓮司
岡田将生
二階堂ふみ
内田慈
荻野友里
小篠恵奈
原田泰造
淡路恵子
博美にかかって来た電話は
夫泰造の浮気相手慈からで
泰造さんは優しいから言わないけど
とっても別れたがってるんですよ
博美38歳
色々、色々試したけど子供ができない
浮気相手には子供が出来た
同居の義母71歳
寝たきりで手がかかる
*
お腹をすかしても動く気力もない蓮司
博美の父
妻友里が最近死んだ
あんなに元気だったのに
享年70歳
訪ねて来てズカズカ上がり込む
ロリータ・ファションのふみ
お前誰だ？
友里の部屋を勝手に捜してカードの綴りを発見
"暮らしのレシピ"
その中に" 四十九日のレシピ "
***
博美がハンを押した離婚届け
博美は家を出る
*
博美が幼い頃
父は再婚した
友里は手間のかかった料理を作ったが
博美は継母に馴染まなかった
*
博美は実家に帰る
家の中からははしゃぐ女の声
あなた誰？
ふみは20歳
友里がボランティアをしていた更正施設にいた
ふみはセックス依存症で入った
四十九日は呑んで騒いで大宴会してくれ
と、友里に言われていたらしい
死んだ後の整理の手伝いをしてあげて
と、友里に言われていたらしい
お金ももらってる
５千円X49日分
蓮司のことも博美のことも
友里から聞いて色々知っている
友里のレシピでふみが昼食を作る
たっぷりバターしあわせの香りラーメン
博美にも懐かしい味
*
心配してやって来た恵子
父の姉
つけつけものを言う女
浮気だ？
だから若いうちに産んどきゃよかったのよ
うちの娘の子は中学よ
子供は親を成長させてくれるの
あんたは成長が止まったのよ
愛人問題くらいでガタガタ言わないの
とっとと家に帰りなさい
*
友里の"暮らしのレシピ"には
掃除の仕方も
蓮司も掃除してみる
*
蓮司、ふみと朝市へ
食べ物の基本は白黒赤黄緑
これは友里の教え
*
蓮司は娘婿泰造と話そうと思う
泰造の家の近くまで行くが
愛人と子供と幸せそうな泰造を見て
何も言えず会わずに帰る
*
蓮司は
博美の新しい人生のためにも
四十九日の大宴会をやろうと思う
ふみは四十九日の手伝いに
カタコト日本語の将生を呼ぶ
彼も友里の世話になったとか・・・
死者は七日ごとに閻魔様に裁かれ
閻魔様は公平的確な裁判官
七回目の四十九日に最終行き先が決まる
四十九日は死者が生まれ変わり
新しい人生を歩み出す日
そして残された人が
死者とお別れをし
新しい人生を歩み出す日
四十九日のために
死者が残した生者のためへのレシピ
死者を送る
永作博美、石橋蓮司と二階堂ふみ
３人が主役
継母が死んでから四十九日までを描いた
ほのぼの人情喜劇
永作博美、石橋蓮司の安定した演技と
二階堂ふみの若い演技が
うまくミックスされてる
笑ってる顔ばかりじゃない けど
泣いてる顔だけでもない
イヤな人もいるけど
会わないより面白い
明るく楽しく大宴会
2013年 日本映画 129分
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