" CAPTAIN RHILLIPS "
監督 ポール・グリーングラス
原作 リチャード・フィリップス
出演 トム・ハンクス
バーカッド・アブディ
アンダヒル、バーモント
2009、3月28
自宅で航海日程の確認をするリチャード・フィリップス
マースク海運会社の貨物船船長
船舶: マースク・アラバマ号
出発: 2009.04.01 サララ港、オマーン
到着: 2009.04.12 モンバサ港、ケニア
フィリップスは飛行機でオマーンへ向かう
*
エイル・ソマリア
アブディワリ・ムセは海賊団のボス
ボスと言えども将軍の部下
ノルマを果たさねばならぬ
漁民を募って船を襲う日々
*
サララ港、オマーン
フィリップス到着
マースク・アラバマ号に乗船
貨物 2400t
援助食料 200t
飲み水 166t
燃料 250t
搭載済み
04.01 15:00出航
ジブチまでは連合沿岸警備船が随行
*
多数の船がソマリア沖を通過
獲物を選ぶムセ海賊団
他の船から離れている方が狙い易い
*
4月7日
ソマリア沖を航行中
フィリップスはレーダー上に
不審な追尾船を発見
小型ボートを目視
UK海軍貿易基地へ連絡
ターゲット船を追うムセ海賊団
速度を上げるマースク・アラバマ号
ムセ海賊ボートのエンジンが焼き切れる
*
夜を徹して
ムセはボートを修理させる
*
4月8日
マースク・アラバマ号に
再び不審な小型ボートが接近
接舷され
ムセら武装した4人が乗船
ブリッジに押し入り
フィリップス船長、一等航海士、舵手を人質にとる
そして
他のクルーを捜しに出たムセは
逆にクルーに捕まり人質になる
ムセと交換に一等航海士と舵手は解放されるが
ムセらはフィリップス船長を人質にしたまま
救命艇でマースク・アラバマ号から逃げる
4月9日
米国駆逐艦到着
ムセらと交渉開始
4月10日
SEAL到着
交渉は12日まで続く・・・
実話を基に作られた
「 キャプテン・アメリカ 」の
亜流SF映画ではない
海賊団の乗船までが¼
乗船から救命艇での脱出までが¼
残り½がフィリップス船長の救出作戦
臨場感たっぷり
犯人側の自分描写もしっかりしてる
犯人側にも諸々事情があって
同情の余地も少しある
海賊は
大きな船を所有するプロ集団だと思っていたが
日本の強盗の多くが素人であるように
ソノマアの海賊は
食い逸れた漁民あがりの半素人集団だった
日本の海上自衛隊は
ここまで出来ない
日本人が人質だったら
誰が救ってくれる?
国外で日本を守るということ
もっと真剣に議論した方がいい
2013年 アメリカ合衆国 134分 制作費5,500万ドル
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