「 グリーン・ゾーン 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " GREEN ZONE "


監督 ポール・グリーングラス
出演 マット・デイモン
   グレッグ・キニア
   ブレンダン・グリーソン
   エイミー・ライアン


 2003、3月19

息子ブッシュがイラクへ戦線布告
アメリカ主導の多国籍軍は
バグダットへ大規模な爆撃を開始

自宅から車で避難する
アッ=ラーウィー将軍
彼はフセインの最高幹部


 4週間後

米陸軍上級准尉・移動捜索班(MET)隊長デイモンは
大量破壊兵器が隠されているとの情報により
部下を連れディワニヤの倉庫捜索へ向かう

市内は無秩序状態
倉庫の近くには狙撃兵
市民による略奪が横行するも
先着したの米軍は倉庫を確保できず

デイモンは隊を率い倉庫へ強行突入
10年は使われていない便器工場
倉庫の中に破壊兵器はない


このデタラメ情報の出所は?
米軍?
これで3度目


 サダム国際空港

ヘリから降り立つガーズィー
亡命していた反フセイン運動家

彼を迎えに来た
米国防総省のバグダッド駐在高官グレッグ
彼を取材するW・S・ジャーナル特派員エイミー


基地に帰ったデイモン
直属の上司ベセル大佐に
情報が間違っていたと報告と苦情

大佐は一言
波風は立てるな


作戦ミーティング
次の捜索は
化学兵器があると思われるアル・マンスール地区

情報源については曖昧
デイモンが疑問を投げかける
回答はなし


ミーティングの後
CIAのブレンダンがデイモンに声をかけ
アル・マンスールを調べても無駄だと明言
一連の動きは何かおかしいと疑問を持っている
デイモンに協力を要請


デイモン他米軍捜索班は
危険地帯アル・マンスールへ


 連合国暫定局本部
 元サダム大統領宮殿

明日はここグリーン・ゾーンで自由大会を開催
3大民族の代表が出席する予定
と、報告するグレッグ

主導権を争うクルド人、シーア派、スンニ派
グレッグは主導者にガーズィーを推す

CIAブレンダンはガーズィーでは不服
ズバイディは30年間国外におり
イラク人は誰も彼を知らない

CIAブレンダンはイラク軍人を推す
民族紛争を抑えるには力が必要
イラク国民は米国に失望している
軍隊を切り捨てれば半年で内乱になる

国防総省グレッグはグリーン・ゾーンの外を知らない
グレッグはブレンダンの意見を無視


物々しい警護
民家に入るアッ=ラーウィー将軍
集まるイラクの元要人たち

それを目撃するイラク人フレディ


デイモン以下捜索班は
アル・マンスールの道路を掘り返す
今回も情報はデタラメか


そこへ現れたイラク人フレディ
将軍の目撃情報を伝える

デイモンは初対面
フレディの意図も真偽も不明


デイモンは穴掘りには うんざり
フレディの目撃場所へ行く

民家へ突入
元要人は逃走したが
アッ=ラーウィー将軍の車を目撃
民家に残ったのは
協力者と思われる民間人

デイモンは彼に
大量破壊兵器の隠し場所を聞く
それを知るのはアッ=ラーウィー将軍だけ?

さらに聞き出そうとした時
米軍特殊部隊により
証人たちは連れ去られる


デイモンは
大量破壊兵器の情報源への疑問を強める・・・



     "グリーン・ゾーン"は
     元サダム大統領宮殿を中心とする
     10km²にわたる安全地帯
 
     その地帯は米軍の支配下に置かれ
     リゾート・ホテルのような宮殿に
     連合国暫定当局が置かれた
      (実質は米国国防省の出先機関 )



   「 恐ろしく反米である 」
   の批判と
   「 ハリウッドで作られたイラク戦争映画では
    最もまっとうである」
   の評価を受けた

   この2つの評価は
   ほぼ同じ意味



   映画はフィクションだが
   その背景には真実がある


   イラク戦争の真相は?
   国防省とCIAの主導権争いは?


 グリーン・ゾーン


2010年 アメリカ映画 114分 制作費10,000万ドル