監督 成島出
原作 高嶋哲夫
出演 大沢たかお
竹内結子
玉木宏
吉田栄作
袴田吉彦
坂本爽
石黒賢
藤竜也
中東の紛争地帯
取材を続ける戦場カメラマン大沢
子供が死ぬのを目の当たりする
雪の北アルプス
１人テントを張り
夜空にカメラを向ける大沢
航空自衛隊小松基地
南東に飛ぶ未確認飛行物体をレーダーが捕える
ターゲットは降下
F-15J戦闘機がスクランブルをかける
大沢は火に包まれ降下する物体を目撃
写真を撮る
更に
その後を追う２機の戦闘機を目撃
F-15J戦闘機は墜落地点を確認
帰還命令が出される
藤総理は袴田内閣危機管理監から
緊急事態を告げられる
翌日
山から降りた大沢は
山岳部後輩玉木に電話で確認
山に落ちたの何か？
玉木は東洋新聞松本支局の記者
登山者から既に問い合わせあった
警察に問い合わせた
自衛隊の訓練機
エンジントラブルを起したが
無事 基地に戻った
大沢が見た状況と違う
玉木は防衛省に電話してみる
穂高駅近くの喫茶店
結子と気まずそうに言葉を交わす大沢
彼女は死んだ妻の妹
娘は彼女に預けたまま
結子は大沢が嫌い
列をなして駅の近くを通り過ぎる自衛隊車輌
翌早朝
大沢のアバートを訪れる玉木
強引に取材同行を願う
政府危機管理極秘会議
説明を聞く藤総理ら
目標地点は北アルプス見岳沢
悪天候によりヘリでの接近は不可能
陸路から目標に向かう
習志野の空挺部隊に松本の山岳レンジャーを加え
特別編成部隊を２班に分け
工作員が潜伏している可能性もあるので
２つのルートで向かわせる
目的地到着には２日半かかる
玉木は車に大沢を乗せ
山へ向かう
何か隠されてると気づいた
山へ向かう道路は自衛隊が閉鎖
別のルートから徒歩で山に入る
白迷彩に完全武装の自衛隊を目撃
いよいよ怪しい
玉木の調べでは
おとといの深夜
米軍横田基地に東洋人が２人侵入した
１人は射殺され、１人は逃亡中
それも関係がありそう
結子は週刊誌の記者
彼女の出版社では
北京にいるはずのベンタゴン東アジア特命担当の
極秘来日の証拠写真を手に入れる
駐日大使は朝一でワシントンに戻った
昨日から官邸の動きもおかしい
おとといの横田の事件は
ただの不審者ではないらしい
編集長石黒に命じられ
結子とカメラマン坂本は都内の救急診療所へ
傷を追った男の潜伏先を聞き出し
そのアパートへ
男は虫の息
怯え寄り添う女は日本人ではないらしい
夜、吹雪の山中
テントの中で地図を確認する玉木と大沢
そのテントに銃弾が打ち込まれる
逃げる２人
撃って来たのは日本人じゃないらしい
政府危機管理極秘会議
説明する袴田内閣危機管理監
公安が推測する国内に侵入している工作員は６人
うち１名は横田基地で射殺された
他の工作員は入山している可能性あり
目的は不明
難を逃れた大沢と玉木
大沢は下山を主張
これじゃ本当に殺される
玉木は取材続行を主張
一生に一度の大スクープかも
大沢は戦場から帰った後は
山にこもり切りだった
家族を顧みなかった
その間に妻は病死した
結子と坂本は
男と女をラブホに匿う
坂本は男のカメラからメモリを盗む
玉木は謎の落下地点に１人向かう
大沢は、、、、、、後を追う・・・
山はほとんど架空の名だが
どこを想定しているのか
映画に地図が映る
最初の大まかな地図では
蝶ヶ岳付近
２番目の地図では
槍ヶ岳の少し南
２つの地点は10Kmくらい離れているが
まぁどっか、その辺
北アルプスの南の方
架空の場所なので
正確には特定できない
どちらにせよ
その辺の雪が溶ければ
水は梓川に流れ込む
ロケの多くは
新潟のスキー場で行なわれたらしいし
主役は槍ヶ岳越しに朝日を見ているので
もっと西、笠ヶ岳あたりにいることにもなる
里の場面では
実在の地名も出てくるが
ロケがその地とは限らない
穂高駅は実際にあるが
映画に映る駅は穂高駅ではない
地図の中に安曇村の地名が読み取れるが
安曇村は2005年に松本市に合併した
( 原作は2000年に出版されている )
自衛隊・松本駐屯地には日本で唯一
"山岳レンジャー"約30名のがいたが
現在は"旅団レンジャー"に組み込まれた
通称"ミッドナイトイーグル"と言う
戦闘機は実際にはない
信州中西部の北アルプスを舞台に描く
( 時々、東京を舞台に )
アクション・サスペンス
まあまあ、まとも
所々、疑問
このままでは
信州中部地方は極めて大きな被害を被ります
更に
東京にも被害が及ぶ可能性が
そりゃ大変だ
東京を救え
何としてもくい止めろ
世の中
そう言う順番なんだな
自衛官１人と民間人２人が危機的状況
助けに来た自衛隊に対して自衛官が
帰れ、お前を死なせたくない
この瞬間
民間人の命は無視されてる
自衛隊は軍隊じゃないってのは
こう言うことか
武装工作員の数
多すぎないか？
2007年 日本映画 131分
この地図、Googleからお借りしましたが
日常生活では
ほとんどが上から光が当たる
なので人間の脳は
写真や絵を見た時
無意識に上から光が当たっていると思い込む
しかし一般的に地図は南が下なので
衛星写真で地図を作ると下から光が当たる
結果、山が谷、谷が山に見えてしまう
そこでGoogleの地形図は
あえて北から光を当てた
有り得ない図になっている
でも
この方が分かりやすい
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