監督 フランク・ダラボン
原作 スティーヴン・キング
出演 トーマス・ジェーン**
マーシャ・ゲイ・ハーデン*
ローリー・ホールデン**
アンドレ・ブラウアー*
トビー・ジョーンズ*
ウィリアム・サドラー
ジェフリー・デマン**
フランシス・スターンハーゲン**
アレクサ・ダヴァロス*
ネイサン・ギャンブル**
ある夜
画家トーマス家のある湖畔を
史上最大の雷雨が襲い
その地域は停電に見舞われる
翌朝
嵐は去ったが
トーマスの家は被害甚大
対岸からは霧が湧き上がる
トーマスは隣人アンドレと息子ネイサンと
町に買い出しに行く
電力会社の車とか
軍の車とかが列をなしすれ違う
基地ではUFO研究をしてるとの噂も
スーバーは大賑わい
レジのアレクサは
ネイサンの子守りもしてて顔なじみ
客は嵐で買いだめ
副店長トビーも大忙し
元教師フランシスも来る
気難しいマーシャも来る
店の前を警察が走り過ぎる
消防車が走り過ぎる
陸軍兵も来る
休暇が取り消しでぼやく
遠くでサイレンが鳴り響き
血を流した老人デマンが駆け込んで来る
霧の中に何かがいる
何かが人をさらった
ドアを閉めろ
ドアを閉めろ！
瞬く間に
スーパの外に霧が押し寄せる
霧の中で悲鳴が聞こえる
スーパーが大きく揺れる
地震か？
爆発か？
霧の中に何がいる？
外は本当に危険か？
携帯はつながらい
ラジオも聞けない
とりあえず
客はスーバーの中で様子を見る
作業員サドラーとか
新任教師ローリーとか
マーシャは最後の審判の時が来たと力説
発電機の調子が悪い
慎重なトーマスの制止を聞かず
血の気の多いサドラーが
裏のシャッターを開ける
巨大触手がニョロニョロ
青年店員がさらわれる
やっぱり外は危ない
客たちは表のガラス窓に
補強のバリケードを築く
知性が売りの弁護士アンドレは
怪物なんか信じない
最後の審判を信じるマーシャは
バリケードを信じない
神に生贄を捧げようと言い出す
巨大虫や人食い虫が現れて
すべては軍の実験ミス？
どこでもドアを
テキトウに開けたら
変な霧と
変な虫が飛び込んで来ちゃったよ
だれかドアを閉めてくれ
アンドレ、店を出て安否不明
アレクサ、巨大虫に嚙まれ死亡
マーシャ、銃で撃たれ死亡
トビー、特大虫に食われ死亡
フランシス、銃で撃たれ死亡
ローリー、銃で撃たれ死亡
ネイサン、銃で撃たれ死亡
デマン、銃で撃たれ死亡
「 ショーシャンクの空に 」とか
「 グリーンマイル 」の
フランク・ダラボン監督
スティーヴン・キング原作３作目映画化
前２作と違いホラー映画
キングとしてはこちらが本職だけど
ダラボンとしては
ヒューマン・ドラマの方が向いてる
極限状態に置かれたとき
異生物より恐いのは
狂信的な人間
悔い改めよ
さもなきゃ殺すぞ
一般的には
霧に閉じ込められた場合
動かずにいる方が
圧倒的に生存率が高い
2007年 アメリカ映画 126分 製作費1,800万ドル
サターン賞 助演女優賞受賞
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