監督 ザック・スナイダー
出演 ジェラルド・バトラー
レナ・ヘディ
デビッド・ウェナム
ドミニク・ウェスト
ロドリゴ・サントロ
紀元前1,000年頃
ギリシャは幾つもの都市国家に分かれていた
その中の１つスパルタは
紀元前743年、メッセニア戦争に勝利し
ギリシャ南部最強の国の１つとなる
レオニダスは
紀元前520年頃スパルタ王の子として生まれた
７歳になるとスパルタの習わしで
母から引き離され暴力の世界に放り込まれた
300年にわたりスパルタの戦士社会は
こうして世界最強の兵士を育ててきた
紀元前489年
レオニダスはスパルタの王となる
妃ゴルゴーは気の強い女だったが
彼にとっては信頼できる妻だった
その頃
中東で勢力を拡大したアケメネス朝ペルシャは
ギリシャを手中に治めようと遠征を行なっていた
紀元前480年
ペルシア王クセルクセス1世は使者を送り
レオニダス王に服従を要求
レオニダス王は使者を殺し
服従を拒否する
ペルシャが攻め込んで来るの必至
ペルシャの軍勢は100万とも言われる
しかし
エフォロイ５人は
信託により戦争を許さない
レオニダス王は信託を無視し
300人のみの兵を連れ
ギリシャ防衛のため北上
テルモピュライへ向かう
途中でアルカディア兵も加わるが
その数1,000人
テルモピュライは海岸沿いの幹線道路で
道幅が狭く防衛に適してした
レオニダスは
フォキスの壁を再築
ペロシャ軍を
灼熱の門と呼ばれる山間の道に誘い込む・・・
レオニダス１世は
テルモピュライで戦死
息子プレイスタルコスが王位を継いだ
ギリシャはペルシャ軍に敗れるが
テルモピュライからスパルタまでは330km
徒歩で70時間
ペルシャ軍はスパルタまでは来なかった
クセルクセス1世は
紀元前465年
側近に暗殺された
スパルタは
紀元前222以降衰退
紀元前192年に独立国の地位を失う
映画は
レオニダスの家臣、300人のうち唯１人生き残り
ディリオスの語りにより進められる
どこまで史実に忠実かは判らない
監督も
歴史を忠実に伝えるものではない
と、語っている
そもそも
この戦いが正確に伝えられているかも曖昧
背景はほとんどがCG
お伽噺のように
現実感がないが
架空の国の架空の戦いと見れば
映像的には十分楽しめる
血飛沫ドッバドッバだから
見る人を選ぶけど
2007年 アメリカ映画 117分 製作費6,500万ドル
MTVムービー賞 格闘シーン賞受賞
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