監督 スコット・デリクソン
出演 ローラ・リニー
トム・ウィルキンソン
キャンベル・スコット
ジェニファー・カーペンター
ジョシュア・クローズ
この映画は実話を基にしている
田舎のローズ家を訪れる検死官
ローズ家の人達は茫然自失
無言のトム神父
死んだのは19歳のエミリー・ローズ
トム神父は過失致死容疑で連行される
主席検事にはスコットが選ばれる
彼は公平なやり手のイソジスト派
カトリック教会は弁護をローラ弁護士に頼む
彼女は昇進を望むやり手の不可知論者
エミリー・ローズは明るい子だった
奨学金を得て大学へ行った
トム神父の裁判は
"悪魔払い裁判"とマスコミが注目
判事は裁判に消極的
検事は取引を持ち掛けるが
弁護士は神父の意向で取引を拒否
被害者の世話は神父に一任されていた
彼は宗教的治療を施すために
薬の服用をやめさせた
被害者を悪魔から解放しようとした
そして被害者は凄惨な死を遂げた
エミリーは大学の寮で
不可思議な現象を経験するようになった
精神科医は
脳障害による発作と診断
ガンバトロールを処方
しかしエミリーは神父から
"これは悪霊のせいだ"と言われ
治療を中断
精神科医の診断が誤診だった可能性もある
症状も典型的なものではなかった
エミリーは友人クローズに
"自分は悪魔に取り憑かれた"
と、訴えていた
悪魔の存在を信じる神父
悪魔の存在を信じない弁護士
治療中断を死の原因とする検事
エミリー・ローズに何が起ったか
緊張性強直、幻聴、幻覚、妄想？・・・
基となったのは
1976年ドイツでの
"悪魔に憑かれた"と信じる23歳女性が
衰弱死した事件
弁護側は
悪魔をあの世へ戻すため
女性は自ら死を選んだ
と、主張した
悪魔払いをした神父は
過失致死で有罪となったが
執行猶予がついた
"悪魔憑き"を裁判で立証できるのか
そもそもそれが争点になり得るのか
オカルト現象を題材にした
異色の法廷サスペンス
断言はできなくても
可能性はないか？
2005年 アメリカ映画 119分 製作費1,900万ドル
サターン賞 ホラー作品賞受賞
MTVムービー賞 恐怖演技賞受賞
裁判の証人である悪魔憑き研究家から
懐かしい名前が出て来た
カルロス・カスタネダ
20代の頃読んだ本
カルロス・カスタネダは
呪術師ではなく
呪術師を研究した心理学者
カルロス・カスタネダが書いた
「 呪術師と私 」も
どこかにあるはずなんだけど
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