監督 瀬々敬久
脚本 Gackt
出演 HYDE
Gackt
ワン・リーホン
山本太郎
寺島進
鈴木杏
豊川悦司
Tokyo、間もなく21世紀
逃げる途中で深手を負った悦司
励ますHYDE
アジアのどこかの街Mallepa 2014
日本は経済破壊し難民はMallepaに押し寄せた
日本人移民が集中した南地区は非常に貧しかった
兄とちんけな盗みを繰り返す少年Gackt
日陰に隠れる瀕死のHYDEを助ける
HYDEは人の血を吸う化け物だったが
Gacktは恐くはなかった
それから11年
HYDEと同じ年ほどに成長したGackt
２人はつるんで盗みを繰り返す
Gacktは未だ人間だったが持ち前の運動神経で
兄貴分HYDEに追いつこうと意気がっていた
盗品をさばくのは太郎
頼りないが憎めない奴
HYDEは悦司が忘れられない
海辺で朝日を浴び焼け死んだ
HYDEとGacktは太郎の計画で
ヤクザ事務所に泥棒に入るが
手違いで銃撃戦となる
事務所にいた青年ワン
ヤクザの組員ではないらしい
非常事態に手を組む
ワンは妹イーチェが組員にレイプされ
その恨みを晴らしに来たらしい
やがて5人は打ち解けるが・・・
不老不死の男は
どれだけ多くの死を見続けても
知人を看取るのには慣れなかった
不老不死の男は
誰にも看取ってもらえないであう自分を思うと
先に死んでゆく者が妬ましかった
不老不死の男は
誰かを食い殺さなければ生きてゆけない
本望ではないが本能には逆らえない
そんな自分を呪った
不老不死の男は
太陽の光を嫌い
月の子供と呼ばれたが
皮肉なことに月が輝けるのは
太陽の光を反射した時だけだった
香港映画っぽい感じの
アクション・ホラー
近未来だがSFではない
月から生まれたかぐや姫
みたいなのは出てこない
日光に当たると死ぬから
不死身じゃない
どうやっても死なない設定にするのも
面白かったかな
それでは切な過ぎるか
2003年 日本映画 119分
ブルーリボン賞 助演男優賞受賞
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