「 光の旅人 K-PAX 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " K-PAX "


監督 イアン・ソフトリー
原作 ジーン・ブリュワー
音楽 ハビエル・ナバレテ
出演 ケヴィン・スペイシー
   ジェフ・ブリッジス
    メアリー・マコーマック


グランド・セントラル駅に差し込む光が
揺らめく

その揺らめきの中に
どこからか現れる男
スペイシー

彼はかっぱらいに襲われた老女を
助け起こそうとして
駆けつけた警察に尋問され
かっぱらい一味の濡れ衣を着せられる

彼の無実の目撃者は
黒人の物乞い1人

スペイシーの返答は警官を戸惑わせる
 着いたから旅は終わりだ
 荷物など何もない
 ここへ来たのは列車じゃない

 サングラスは外したくない
 あんたらの星は本当に明るい


警察は物乞いの証言を無視
スペイシーは連行される


連行先は
マンハッタン精神医学病院


ブリッジス博士は臨床科部長
患者の妄想にはいい加減うんざり


スペイシーが収容されて1ヵ月

スペイシーの収容時の診断名は
"幻覚薬中毒症"
だが薬物は検出されていない

心電図と血液値は正常
脳震盪、脳腫瘍、発作など異常な兆候なし
しかし記憶喪失と妄想の症状あり
自分は人間ではなく異星人だと言い張る

過去3週間300ミリ/日のソラジンを投与
反応は認められず
通常あり得ない結果

ポケットには解読不能のメモ


ブリッジスは彼の担当を押し付けられる

スペイシー曰く

 僕は別の太陽系から来た
 地球からは1000光年
 "琴座"にあるケーパックス
 大文字でK -P A X
 そういう名の惑星だ
 僕は胸から飛び出さないエイリアンだ


 光エネルギーに乗って来た
 光の何倍ものスピードで

 アインシュタイ博士の説は
  質量が無限大になるから
  何物も高速以上の速度には達しない
 でも博士はタキオン速度の話はしていない

 英語は覚えるのが簡単な言語だった

 この星では人間の形が合理的なので
 人間の形になった

 来たのは始めてじゃない
 今回は来てからもうすぐ5年になる
 地球を選んだのは好奇心だ
 進化の初期段階で
 未来が不確定な惑星は始めてだったから


ブリッジスは妻メアリーと
2人の娘の4人暮らし
疲れ気味


ブリッジスは他の医師とカンファレンス
流されるスペイシーのテープ
 銀河系で訪ねた惑星は64個
 僕は地球時間で337才

ブリッジスはハルドールにも無反応
本当にK-PAX星人か?


他の入院患者は先生より頭が柔軟
星の話を聞きたがる
 K~PAXは地峡より大きい
 紫色の7つの月が回ってる
 太陽は2つだ
 200年に一度同時に登る
 それは美しい光景だ


スペイシーは病院生活に不満なし
病院には興味深い人達がいっぱい


検査の結果
スペイシーは紫外線を感知できる
本当にK-PAX星人か?


ブリッジスはスペイシーの診察
彼の話は突飛だが
筋は通ってる
 K-PAXに法律はなく弁護士もいない
 宇宙の全生物は善悪の区別を自分で知っている
 "目には目を"の愚かさは全宇宙が知ってる

 復讐なんてのは地球だけ
 宇宙では笑われているよ

 仏陀やイエスの教えを知ってるくせに
 信者ですら過ちに無関心
 人間が絶滅しなかったのが不思議だよ


ブリッジスには大学に通う息子もいるが
最近は音信不通
 
ブッリジスの妹の夫は天文学者
スペイシーの話を検証してもらう
本当にK-PAX星人か?


いくらなんでも異星人なんて信じられない
これは強いトラウマのせいだ
そう考えたブリッジスは
彼に催眠療法を行なう・・・


 $0・・映画toほげほげ-ケヴィン・スペイシー



   よい映画
   こういう映画は
   エンドロールの終わりまで
   余韻を楽しまなくちゃ


   異星人はいるかも
   いないかも

   どっちでもいいじゃないか

   人類が滅亡せずに暮らしてる奇跡
   人類は未熟だけど、いい所もある
   この奇跡が続けば
   彼らはそのうち遊びに来るかも


     奇跡がいつまでも
     続くとは思えないけど        


 $0・・映画toほげほげ-光の旅人


2001年 アメリカ映画 120分 製作費6,800万ドル



   タキオン
   超光速で動くと仮定されている粒子
   現在、存在は確認されていない



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