「 いつか晴れた日に 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " SENSE and SENSIBILITY "


監督 アン・リー
原作 ジェーン・オースティン
脚本 エマ・トンプソン
出演 エマ・トンプソン
   アラン・リックマン
   ケイト・ウィンスレット
   ヒュー・グラント
    エミリー・フランソワ


 19世紀初頭、ザセックス州
男は死の間際に息子ジョンを呼び遺志を伝える
 屋敷と土地は
 法の通り すべて お前が引き継ぐ
 だが 今の妻と娘たちには年500ポンドしか残せん
 助けてやってくれ

と言う訳で
ジョンは妻ファニーと相談
 3,000ポンドを渡そうと思うけど
妻は一言
 多過ぎやしませんの

ジョンは妻のいいなり
額はどんどん減って行き
年20ポンドで落ちつく

今やジョンの物になった屋敷に住む未亡人
腹立たしいやら情けないやら
母を慰める長女エマは屋敷を出ようと決意

ジョン・ファニー夫妻がその屋敷を訪れる
ファニーは自分の屋敷と思うから我が物顏
次女ケイトは天真爛漫あからさまに嫌悪
$0・・映画toほげほげ-ケイト・ウィンスレット
三女エミリーは隠れてばかり

間もなく
ファニーの弟ヒューも屋敷を訪れる
ヒューはファニーと対照的に控えめで紳士的

ヒューは機転が利く
エミリーとも仲良くなる
エマとも仲良くなり話も弾む

母はエマとヒューの結婚を期待するが
ケイトはヒューに情熱が足りないとダメ出し
でも、嫌いじゃない

さて、ファニーは
弟ヒューを金持ちと結婚させたい
エマの母にチクチクと嫌味

そうして
未亡人と娘三姉妹は従兄のジョンからの誘いで
デヴォン州のコテージへ引っ越し
ヒューは姉に頭が上がらずロンドンへ
エマとヒューは離ればなれに

親戚は陽気でいい人だし
コテージは十分に広いが
古くて寒い

従兄の隣のアラン大佐は従兄の友人
アランはケイトを見て一目で好きになるが
ケイトに気がないのは重々承知

そのアランは
ある日突然ロンドンへ

ケイトは村の色男を好きになり
その色男もケイトを愛するが
突然色男は母の命令でロンドンへ
ヒューの婚約者なる女性も現れて

そんなある日
ジョンの奥さんが
エマとケイトを連れてのロンドン旅行を発案・・・


  素敵な伴侶が見つかって良かったね
  いつか晴れた日に結婚しましょう
  って、それだけの話


  そもそも
  
  動物は進化の過程で有性生殖を得てから
  生存の大半を
  子孫を残す為の異性獲得に費やすように
  DNAに刻み込まれているのです

  動物はDNAのための
  入れ物に過ぎないと主張する
  生物学者もいます


  肉体は
  DNAの入れ物か
  魂の入れ物か
  別の何かかは
  使い方しだい


   僕は雨男だから
   いつか晴れた日に何かしよう
   なんて思うと何もできない

   やりたいことは
   雨風かまわずやるのだ


 $0・・映画toほげほげ-エマ・トンプソン


1995年 UK/アメリカ映画 136分 製作費1,650万ドル
 ゴールデン・グローブ 作品賞、脚本賞受賞
 放送映画批評家協会賞 作品賞、脚本賞受賞
 NY批評家協会賞 監督賞、脚本賞受賞
 ベルリン国際映画祭 金熊賞受賞
 アカデミー賞 脚色賞受賞
 LA批評家協会賞 脚本賞受賞