監督 ティム・バートン
音楽 ダニー・エルフマン
脚本 ポール・ルーベンス
出演 ピーウィー・ハーマン = ポール・ルーベンス
エリザベス・デイリー
ダイアン・サリンジャー
ゴジラ
ツール・ド・フランスに乱入し
トップでゴール
美女から王冠を貰うラッキーな
夢から醒めるピーウィー
子供のようでオカマのような
家の中を隅から隅まで
玩具と変てこマシンで埋め尽くし
今日も朝からハイテンション
トレードマークは赤の蝶ネクタイ
彼の最愛の宝は
赤いデコレーション自転車
近所の金持ちのバカ息子
この自転車が欲しくてしょうがない
100億ドルで売れの売らぬの
絶対売らない、今に見てろよ
赤い愛車に乗って町へ出かけ
馴染みマジック・ショップで
手品のネタを仕入れ
馴染みの自転車屋で特注ホーンを買って
店員エリザベスに愛の告白をされ
僕はヤバイ男だ、気をつけな
なんて言いながら、店を出たが
鎖でぐるぐる巻にした自転車がない
盗まれた自転車を探し町を彷徨うピーウィー
イカサマ占い師から
自転車はアラモ砦の地下にある、と聞き・・・
当時テレビ番組で人気のあった
ピーウィーを主役の
低予算ドタバタ・コメディ
ティム・バートンの
長編映画初監督作品
ティム・バートンはこの映画の前に
短編「フランケンウィニー」を製作
それを見た映画関係者が
ティム・バートンをピーウィに推薦した
オープニングから
フェリーニ映画を彷彿させる軽快な音楽
担当したのはダニー・エルフマン
こちらもこの作品で映画界デビュー
この映画を初めて見た時に
ニーノ・ロータが浮かんだ
by ダニー
この後もティム・バートンの映画で
何本も音楽を担当している
一目で作り物と判るスタジオ撮影部分は
この頃流行ったフェリーニ風スタイル
このバカバカしさと明るさは
癖になる
1985年 アメリカ映画 91分 製作費700万ドル