監督 ジョン・ミリアス
出演 ジャン・マイケル・ヴィンセント
ウィリアム・カット
ゲイリー・ビジー
サム・メルヴィル
パティ・ダーバンヴィル
リー・バーセル
南のうねり
1962 夏
カリフォルニア
夜明けの海風に目を覚まし
サーフィンをする青年たち
ジャン、カット、ビジー
仲良し三人組のサーファー
中でもジャンは最高
地元サーファーの憧れ
ジャンは酒飲み
二日酔いでも波に乗れば
陸の上よりしっかり立てる
波乗りの後はサムのボード店ベアーショップへ
波乗りの先輩として尊敬されてる
5mの大波ビッグ・ウェンズデーに乗った男
三人が立ち寄るハンバーガショップ
シカゴから来た新人店員パティ
可愛いくて いい子
カットは一目惚れ
その夜、自宅でのバーティに誘う
バーティは知ってる人から知らない人まで
多数の男女が入り乱れ大盛況
呼ばない客まで来て喧嘩が始まり てんやわんや
最後の占めはチークダンス
ジャン、カット、ビジー
大きな波を求めてメキシコへ
パティとジャンの可愛い恋人リーも同行
リーは妊娠を打ち明け
皆の祝福を受ける
西のうねり
1965 秋
ビーチ・ライフガードになったカットに
ベトナム戦争への召集令状が来る
ジャン・ビジーにも召集令状が来る・・・
そして冬
北のうねりが来て
時は流れ季節は移ろい
1974 春
おおきな波が来る・・・
楽しみしか知らず
悩みなんか なかった青年たちも
否応なく大人になる
夏は去り
秋は冬になる
そしてまた春が来る
ラスト15分の大波とサーフィンの映像が
すばらしい
それでも映画は
サーフィンがメインではない
サクセス・ストーリでもない
サーフィンで知り合った男達の
ほろ酸っぱくも爽やかな物語り
人生半ばを過ぎた頃の
暑い夏に見ると
さっばりと涼しくなる
1978年 アメリカ映画 120分 製作費1,100万ドル