監督 シドニー・ルメット
原作 アガサ・クリスティ
出演 アルバート・フィニー (ポアロ)
ローレン・バコール
マーティン・バルサム
イングリッド・バーグマン
ジャクリーン・ビセット
ジャン＝ピエール・カッセル
ショーン・コネリー
ジョン・ギールグッド
ウェンディ・ヒラー
アンソニー・パーキンス
1930年
ニューヨーク、ロングアイランド
富豪アームストロングの家から幼女が誘拐された
誘拐したのは二人組の男
二人は車で逃走
アームストロング夫妻は身代金を支払うが
幼女は死体で発見された
5年後
イスタンブールのアジアサイド
ミス・デベナムが
オリエント急行への連絡フェリーに乗る
同じ船には
難事件を解決した名探偵ボワロも乗っている
ポワロは急行で終点カレーまで行きロンドンへ帰る予定
コネリー大佐も乗る
彼はデベナムの恋人
フェリーは海峡を渡りヨーロッパサイドへ
ヨーロバサイドのホテル
ポワロは親友・鉄道の重役バルサムと再会
彼も明日オリエント急行に乗る
次の日、1番線
急行にはアンドレニイ伯爵とジャクリーン夫人も乗る
少しお年をめしたバーグマンも乗る
口の達者なローレル夫人も乗る
お金持ちラチェットも乗る
秘書アンソニーも乗る
執事ギールグッドも乗る
夜、オリエント急行は駅を出る
カレーまで3日間の旅
次の日
ラチェットは訳ありの大金持ち
脅迫状を貰ったからと
ポワロに用心棒を依頼するが
気紛れポワロはきっぱり断る
1日が過ぎ
列車はベオグラードの駅を定時に発車したが
雪の為、列車は森の中で立ち往生
騒がしい夜が過ぎ
次の朝
鍵のかかった個室の中で
ラチェットの死体が発見される
ボワロはバルサムから
会社の面子の為
警察到着前に犯人を見つけて欲しい
と、頼まれ捜査に乗り出す・・・
アガサ・クリスティは
怪しい人を大勢並べて
読者を混乱させるのが好き
重大なヒントは隠したり
裏の裏の裏をかいたり
読者が推理する事を許さない推理小説を書く
つまりは
どんでん返しを楽しめってこと
これもそんなミステリー
斬新な結末
ポワロって、意外と適当
1974年 UK映画 128分
アカデミー賞 助演女優賞受賞
現在のオリエント急行は超豪華
イスタンブールからパリへは
年一回特別列車が走るのみ
5泊6日で料金は90万円