監督 ヴェルナー・ヘルツォーク
出演 ブルース・スペンス
ワンジュク・マリカ
オーストラリアの原野
無数の蟻塚が地平線まで並ぶ
その地下にウラン鉱床を探り当てた地質学者
企業は採掘を始めようとするが
アボリジニーがそれを阻止する
ここは、緑のアリが夢見るところ
私たちは4万年も前からここに住んでいる
この土地を掘れば緑のアリの家が壊される
そうすれば彼らが私らの世界を壊すだろう
ディジュリドゥを吹き 座り込みを続けるアボリジニー
企業とアボリジニーの争いは
土地の所有権をめぐっての裁判に持ち込まれる・・・
これは環境論者の映画ではない。
人びとが地球をどう扱っているのか、という
もっと深い次元の話なのです
by Ｗ・ヘルツォーク
「 アギーレ・神の怒り 」「 フィッツカラルド 」に続き
日本ではヘルツォーク3本目の劇場公開映画
メッセージ性が強く
そのメッセージには強く共感できる
ウランを堀れば
世界を壊すだろう
1984年 西ドイツ映画 100分
1985年 日本公開