監督 ウィリアム・ワイラー
撮影 ロバート・L・サーティース
音楽 ミクロス・ローザ
編集 ラルフ・E・ウィンタース
主演 チャールトン・ヘストン
ヒュー・グリフィス
高校の時リバイバル上映されてるのを
友人と見ていたく感動した。
一人ですげーすげー騒いでいた。
舞台は1世紀のローマ
そそっかしいベンの息子が
王様の馬車に瓦を落としたことから
お咎を受け奴隷となり、一家は離散
ベンは復習を心の糧に
己の力と運で序々にのし上がってゆく
以下、ネタバレ御免
映画もラスト近く
ベンは地位を得て復讐を果たすのは今日か明日かという雰囲気の時
ゴルゴタの丘で磔があると言うので見に行く事に
ところがなんと十字架に磔られているのは
かつて、死にそうに喉が渇いていた奴隷だったベンに
水を一杯くれた人、彼を死の淵から救った人
彼が今将に刺されて死なんとす
その彼が十字架の上でつぶやく
父よ、彼らをお許し下さい。
彼らは何をしているか、わからずにいるのです
これぞジーザス・クライスト・スーパースター
ベンもびっくり、目から鱗
復讐なんか、やーめた
3時間半の映画の大半を復讐の為に費やして
最後の最後にやーめた
すばらしい、こんな映画見た事ない
1959年 アメリカ映画 240分 製作費1,500万ドル
アカデミー賞 作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、美術賞、
撮影賞、衣装デザイン賞、編集賞、映画音楽賞、
音響賞、視覚効果賞、受賞
1977年 リバイバル上映
チャールトン・ヘストン好きな俳優の一人だったんだけど
全米ライフル協会・会長として出演した
「ボウリング・フォー・コロンバイ」での横柄な態度には
がっかりさせられた