整骨院の先生としての技術の自信だけで開業したようなものなので、経営に関しては全くの素人。
今にして思えば、よくあんなんで開業したな~って思います(笑)
開業を決意したのが一年前くらい。
実は彼女(今の奥さん)と結婚の話をし始めたのも、この頃でした。
つまり、開業準備(テナント探しや資金繰り、書類作成などなど)と、新居探しと、引越し準備とを、同時進行してたんです。
しかも分院長として、日常のしごとをしながらです。
休日はすべて準備に費やす毎日でした。
ひどい時は午前の仕事のあと、昼休みに宝塚から垂水の行って打ち合わせをしてから、とんぼ返りして午後の仕事をしたり、なんてことも。
自分でもよくやってたなって思います。
若かったのと、必死やったんでしょうね。
…ところで、なんか忘れてますよね。
そう、結婚する予定はどうなったの?
実は、奥さんは当時バレリーナで、3月の最後になる予定の舞台に向けて猛練習をしてたんです。
だからお互いに土日は自分のことで必死。
まぁ、患者さんやったんで毎日治療はしてましたがね。
問題は、御両親に挨拶をしていないこと。
結局、引退の舞台が終わって落ち着いた3月末に挨拶に伺いました。
4月に引越しするっていうのにね。
ひどい話や(笑)
それでも快く認めてもらい、一緒になることができたんで、ありがたいことです。
あれから8年が経って、子どもも生まれ、患者さんやスタッフと笑顔で毎日を過ごしています。
開業も結婚も時間が経つと、最初の頃の気持ちを忘れちゃうけど
たまにはこうやって思い出すのも悪くないなーなんて思いました。