四国旅行の続きです。
そういえば、昨日紹介した剣山ですが、駐車場は広いものの、ものすごく混むので、午前9時のリフトが動く時間にはリフト入口で待ってるくらいがいいです。
438号にせよ、酷道と呼ばれる439号にせよ、対向車と譲り合わないと通れない細い道が続いて、ミラー設置のカーブがたくさんあるんだけど、向こう側が確認できないほどの鈍角設置なのでほとんど役に立たないような感じです。
道が狭いにも関わらず、他に道がないので交通量はあるし、しかも皆さん相当飛ばします。
登山の前に1時間以上そんな道をひた走るのでかなりしんどいです。
私は運転してないけど!
高尾山や筑波山なみに登りやすいということもあって、駐車場も登山自体もものすごく混むので、余裕を持って運転時間を見越し、リフト1番乗りを目指すくらいの到着目標で行くのがオススメです。
もとい。
この日はどうしても行きたかった高知県香美市にある龍河洞という鍾乳洞に向かいます。
剣山から向かう途中で、吉野川の川下りが出来るというので寄ってみることにしました。
「レストラン大歩危峡まんなか」というところです。
相変わらずめっちゃ道が狭い!!
前に車が走っててくれないとかなり不安。
他に道がないのでそこを通るしかありません。
3台くらい連なって走るんだけど、前の車がことごとく路肩に停めて「先行って~」状態。
3台で先頭をくるくる交代してるだけっていうね(笑)
そんな道を大型バスも通るので、下手したら車3台が下がれなくて、大型バスに下がってもらったってこともありました。
バスの運転手さんはすごいよね、尊敬しちゃう。
剣山から大歩危当たりまでは厳しいですが、大歩危まででちゃうと完全に道路が広くなるので安心です。
観光バスなんかは、私たちとは反対の西側から広い道を通って大歩危に来ているようでした。
ということで川下りは超満員。
3連休だもんね…。
ロビーに溢れ変えるツアー客を押しのけて(←この団体に先を越されたらいつ乗れるか分からない!)小走りで乗り場に到着。
※もちろん順番を抜かしたわけじゃないよ。
往復なので船の中央に座ってしまわない限り、右側でも左側でもどちらでも景色は良いと思います。
ちなみに、大歩危小歩危の名前の由来ですが、断崖を意味する古語「ほき(ほけ)」から付けられたという説と、「大股で歩くと危ないから大歩危」、「小股で歩いても危ないから小歩危」という説があるそうです。
風がちょうど涼しいくらいで、とても気持ちよかったです。
桜と紅葉のシーズンはすごくキレイそうでした。
めちゃめちゃ混むらしいですが。
剣山登山と大歩危を堪能した後は、高知県に向かいホテルに1泊。
翌日朝イチで龍河洞に行ってきました。
龍河洞は日本三大鍾乳洞の1つです。
岩手県の龍泉洞(過去記事)、山口県の秋芳洞(過去記事)、そして高知県の龍河洞、今回で全て制覇です
ホテルから近かったこともあり、開く前に着いちゃいました。
↓入口。
この入口から上へ上へと登っていって、出口は山の斜面の上の方にありました。
↓柵のない水辺を歩きます。
コンパクトな空間にしっかり鍾乳洞が続いています。
出口付近には、弥生時代の人が生活した跡が残っています。
↓壷。
一般的な鍾乳洞と違って、地下に進むのではなく、上へと進んで行くので、寒くなかったです。
だけど結構コウモリの数が多くて、落ちてくるものには注意したいところ。
そういう意味で長袖は着ていた方がいいかも。
旦那様は暑くて脱いでたけど。
龍泉洞(岩手県)や秋芳洞(山口県)よりも規模は小さいですが、上へと続く構造が珍しい印象でした。
美しさでいえば龍泉洞、規模でいえば秋芳洞ですね。
龍河洞では「日本九大鍾乳洞」っていうポスターを見つけちゃったけど、それは見なかったことにして、とにかく日本三大鍾乳洞を制覇出来たことに満足できたところで、今回の四国2泊3日の旅は終了です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました
☆★☆ おまけ ☆★☆
やなせたかし氏作の龍河洞キャラクター、リューくん。
やなせたかし氏はここ香美市出身なのだそうです。
「日々、香美市のPRのために頑張リュー!」←っていうゆるきゃらとしても活動中。