ある日名古屋に行った時、もうちょっと現金が欲しくなり、○菱銀行どっかに無いかなあって、辺りを見渡したら、見覚えのある赤字に白のアノ看板。ラッキー助かった！って早速そこに飛び込んで、現金自動預け払い機、今で言う所のATMにカード突っ込んでお金を下したわけだけど、下ろして明細受け取ってビックリ、なーーーーーーぜーーーーー？？？？
ここが東京じゃないからなのか？
全国共通じゃなかったのか？
もしかして名古屋は、手数料無料は午前のみ？
俺は軽い苛立ちとともに悩んでいた。
なぜなら、手にした明細書には、しっかり手数料が取られていた事が明記されていたから。
当時預金が5000円しかなかった俺にとって、1000円下ろしたが為に100円とられるって言うのは、今の税金以上に痛く悔しいものだった。
どういうことだ？
改めて見直した看板には、こう書かれていた。
○菱信託銀行。
そして俺は初めて知った。
○菱銀行と○菱信託銀行は、元を正せば同じかもしれないけれど、実は、全く別物である
だからといって、○菱信託銀行が悪いとか、全然ダメだとか、ふざけんじゃねえ！とか、まぎらわしいんだよ、名前変えろとか、金返せ、この野郎！とか、じゃろってなんじゃろ？なんて事は全く思ってないし、言ってない。
ただ俺のメインバンクは当時も今もそこじゃなかったって言うだけの話だ。
そして、今はどうなのか知らないけれど、当時は自分のメインバンク以外からお金をおろすと、必ず否応無しに手数料が取られたっていう事実だ。
教訓と言う程のものでもないのだけど、まあその、世の中には、似て非なるものってのは結構ある。
だからといってその非なるものが悪いというわけでは決して無い。
言うなれば、それはコカコーラとペプシコーラみたいなものなのだ。
たぶん。