ここからは、お楽しみ!
蜂蜜を採る作業になります
蜂蜜が詰まった巣枠です。
ずっしりと重みがあります。
よく見てみると不思議
木の枠に、
きれいな6角形の巣がみっちりと出来ています。
この木の枠には「巣礎」という
蜜蜂が巣をつくるもととなるものを張りつけていて、
そこへ蜜蜂たちがコツコツと巣をつくっていくのだとか。
写真では分かりにくいですが、
実際に巣がつくられたものは、
もりもりっと巣が盛られているため、木の枠よりも厚みが増しています。
この状態を「巣脾」ということも教えてもらいました。
ひとつひとつの6角形の部屋には蓋がついているように見えますが、
内側には蜂蜜が詰まっています。
どうりでずっしりと重いわけです。
そこで蜜刀の登場。
これで蓋を削ぎ落としていくのですが…、
出来るだけ、
うすくうすく、丁寧に削ぎ落としていくのです。
蜂蜜が垂れてこないように、下から上へと。
なかなか固いので、時間もかかり、
素人には難しい作業です。
貴重な蜂蜜を無駄にするまいと、
ひたすら無心で削ぎ落としております。
削ぎ落とした後は、枠を遠心分離機の中へ。
分離機をゆっくりと回し始めます。
しだいに速く。
グルグルッと!
蜜が落ちた後の巣枠。
すっかり軽くなっていました。
そしてそして
分離機の中からは…
とろーっと蜂蜜が出てきました
琥珀色に輝いて見えます。
きれいに濾しています。
さっそく搾りたてを味見させてもらいました。
今まで味わったことのない、フレッシュな蜂蜜。
なんと糖度は81.4度。
とても爽やかな甘みが口に広がります。
美味しくて、感激です
パート③に続きます。