テクニカルシリーズで今回からWORDの行間の揃え方をやってまいります。
綺麗に整った資料は、読み手側に不快感を与えることな、中身を見ていただける・・・それだけでも有利な資料になります。その技術は財産と思っています。
さて、WORDは時として、思わぬ行動に出てくれます。せっかく合わせたレイアウトを少し触っただけで不揃いになったりしてしまいます。それにはWORDの論理があるのですが、理解しないしとても余計なお世話になってしまいますね。
ここで、下の文章の「マーブル」のフォントサイズを16ポイントに変更します。
すると、どうでしょうか・・・次のように行間が崩れてしまって、へんな汚い行間になってしまいます。なぜでしょうか・・・
これを理解するためには、「グリッド線」という裏に隠れたWORDの仕組みを理解する必要があります。この線は印刷されませんし、通常は表示されていません。これを表示させるために、「表示」タグから「グリッド線」にチェックをします。
すると、次のようにグリッド線が表示されます。WORDはこれに沿って文字を置いていきます。
WORDは文字がグリッドの間に収まるかどうかを判断し、収まらないと判断した時は2行分のグリッドを使います。もちろん2行で収まらないときは3行使うわけです。
というわけで、変に汚い行間になってしまうわけです。
次回から、この行間を綺麗に揃える方法を解説したいと思います。・・・楽しみにしてくださいね・・・って、誰も楽しみと違うか(笑)