笠石以降の工事です
墓石施工工事でいちばん重要なのは舞台・外柵工事です。
TypeRさんは納骨室をくり抜き型にされましたのでこの後の工事はとても速やかに行われます。
「柱型工法」や「ドン付工法」の場合は納骨室を組み上げた段階でいったん工事を終えて固定されるのを待ってから建てる石材店もあります。
墓石本体組み上げまで
お墓の本体j工事(3)
TypeRさんのお墓は「蓮華付き五段和墓」です。
蓮華と上台の間にあるのがザブトンという名称の石です。
ザブトンはスリンの場合もあって、「猫足」と呼ばれていたのはスリンの事です。
富山の和墓で蓮華を付けた5段墓にする場合はほとんどがザブトンです。
石材店によってはザブトンを付けない場合もあり、その石材店は蓮華を竿石と同じとして一段と数えて三段和墓と言ってます。
でも見たら四段墓なんですけどねえ。
基本的に四段墓をつくることはありませんが、実際にはザブトンが無いほうが見栄えは良いです。
ザブトンの無い墓を「四段墓」だと嫌う石材店もあれば、蓮華と竿石は一体だとザブトンが無い墓を「三段墓」だという石材店もある。
消費者はどっちの石材店の言う事を信じればいいのでしょう?
物理的に言えば墓石の部品として判断した場合、蓮華は部品の一つなのでザブトン無しの墓は「四段墓」ではないでしょうか。
小物から花立香焚きまで
お墓の本体工事(4)
お墓の本体工事(完成)
小物置や花立香焚きを設置して最後は目地留め(コーキングボンド)です。
TypeRさんはどのようなきっかけでお墓を建て、石材店を選んだかを書かれています。
次回はそちらを紹介します。
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