元気な石材店は良い石材店ですか? | お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

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勢いのある石材店は良い石材店ですか?


時々、「○○市で良い石材店はどこでしょうか?」と聞かれる事があります。
元気で売上も安定してる石材店は
  • ホームページやブログがある。
  • テレビCMや新聞のチラシなど宣伝に力を入れている。
  • 支店を作り広く営業している。
これが元気があって売上を伸ばしてる石材店の特徴だと思います。
良い石材店と言ってるわけではないので誤解のないように。

ホームページやブログがある。


これが意外と無いんですよ。
富山など石材店が100件以上はあると思いますが、元気な石材店はみんなホームページやブログがありますが、「仕事が無い」と言ってるような石材店のホームページやブログはありませんね。
「苦戦してる石材店」というのは「あまり営業力がなく、他業種のお墓を建てたり石工事で全国に仕事に行ってるような石材店です」。
「仕事が無いんです」という石材店の声を時々聞きますが、いまの世の中はどんどん一人勝ちの方向に進んでいるので企業努力を怠ると一気に仕事はなくなります。


お墓のアンケート結果に思う事2
この記事は全優石のアンケート結果に関して私が思った事を書いていますが、2010年でお墓を決める時にインターネットでの情報を参考にした人がわずか6.9%であった事に関して感想を書きました。

たしかにインターネットでお墓の事を調べてる人は少ないかもしれませんが、今後は確実に「石材店に行く前にインターネットで調べる人が増える」ことだと思います。
それに関して全く準備してないとは、「負け組確定」かと。
みなさんも自分の住んでる地域で「お墓 ○○県 石材店」と検索してみてください。案外少ないのに驚かれると思います。

テレビCMや新聞のチラシなど宣伝に力を入れている。


これも元気な石材店の特徴です。
彼岸やお盆の頃などに新聞のチラシでセールを行ったりしていますが、裏を返せば競合店がたくさん出来たので危機感のあらわれだと思います。
テレビCMも石材店はけっこうしてますね。

支店を作り広く営業している。


石材店は地元に根ざしてる場合も多く他地区での営業はけっこう苦労するんですが、それでも支店を出して頑張ってるのは元気な証拠です。
とくにその地区の寺院の繋がりが無いのがけっこう影響するんですが、それを乗り越えて営業してるんですから攻めの姿勢を感じますね。

元気な石材店を良い石材店と認識してもいいんでしょうか?


インターネットでのお墓の紹介相談サイトに良い石材店の条件として、展示場があるとか見積書や設計図の提示、施工例を見せてくれる、などいろいろ書いてありますがそれは当たり前の事で、それ以外の細かい箇所が問題になります。

というのは消費者それぞれが思ってる「良い石材店の定義」が全く違うからです。
金銭的に余裕が無い人は「高いけど仕事は確かです」とい石材店は選ばず「激安を売り物にしてる」石材店を選びますので、このような方々にとっての「良い石材店はお墓の価格が安い石材店」なのです。

いくらでもお金があるというわけではありませんが、亡くなった故人に対してそこそこのお墓を建ててあげたいと考えてる方々の場合は「激安石材店」は良い石材店ではなく、国産石なども求められるので「石に精通して良い仕事をする石材店」が良い石材店の対象になります。
しかしながら一般の消費者の方々は「良い仕事をする石材店を特定する事はかなり難しい」と思います。

2×4の住宅が材料を釘でつないでそれをベニア板で囲ってるのを上から見ても「良い施工かどうか判断出来ない」のと同じでその業界の人でないと分からない事がたくさんあります。
消費者の聞きたい本音の部分です。

私が犬を飼いたいと思って、「ドーベルマンやシェパードを飼いたい」と聞いてみたら身の程知らずだったと分かったように、その分野の事はその分野に詳しい人に聞いてみないと分からないんです。
★シェパードやドーベルマンを飼いたい
私が★犬が大好き★わんこと一緒に起業大作戦★のアライさんに質問した記事です。
アライさんに聞いてみるまでは「多少犬の食費代がかさむかな」くらいにしか思っておりませんでした。

お墓の場合、お墓の知識を知ってる利害関係の無い人がほとんどいないのでお墓の知識は石材店の人から聞く以外にないのです。
石材店の人は自社の良いところしか言いません、当たり前ですけど。
自社のアピール出来るところを消費者に伝えるわけです。
ところが石材店ごとに少々言うことが違うので消費者は増々分からなくなります。

「激安のお墓を求めてる人」が自社で加工してる昔気質の石材店に行っても意味がありませんし、「少々高いお墓を建てたいと思ってる人」が激安を売り物にしてる石材店に行っても意味がありません。


「元気な石材店は良い石材店か?」と聞かれたら、イエスともノーとも言えません。しかしながら元気な石材店の中には良い石材店はあります。
お墓に関する検索項目で一番多いのが「お墓の価格」なのは間違いありません。 となると良い石材店の定義は「お墓の価格が安い石材店」という事が一番になってしまいます。

洋服の青山のCMで「安物のスーツではありません、価格が安いんです」というのがありましたが、「安いお墓」を求める人はここを注意しなくてはなりません。
安いお墓を提供してる石材店は当然の事ながら
「安物のお墓」か
「安いお墓」の
どちらかを提供しているのです。

「あなたは安物のお墓と安いお墓を判断できますか?」

長くなってきたので続きは次の記事にかきます。