墓石国内加工と中国加工の見分け方 | お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

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その前に、日本製と中国製のお墓はどちらが加工が綺麗なのでしょうか?


場合によっては中国製のお墓の方が技術が高い事があります。日本の職人が中国の職人に勝ってるとは言い切れません、日本にも下手な職人はいくらでもいます。というかこれだけ墓石の加工が中国で行われてしまえば国内の職人の腕の見せ所も無いし、日頃加工してないので技術も上がりません。

このような複雑な加工はほぼ100%中国加工ですが、この墓石の加工を見て「下手」だと思いますか?思いませんよね、むしろ「上手」だとは思いませんか?もしこのような加工を日本の職人にさせた場合は、通常のお墓の価格に50万円くらいは最低でも上乗せしないと無理ではないかと思います。
というか最近の日本の職人では、「もしかしたら無理かも?」と思うこともあります。


それではなぜ中国で加工されたお墓は嫌で日本製を求めるのでしょうか?

年配の方の中には「国産じゃないと嫌だ!」という方がけっこういらっしゃいます。価格が安いからと中国製のお墓を薦めても目もくれません。「中国」という2文字が嫌いというのがその要因だと思われます。
生まれた時の環境などから、理屈抜きに嫌だと思われているのです。

私は中国加工は「表面に薬品を塗ってくる」ので嫌なのですが、私の思う嫌と年配の国産志向が強い方の嫌とは、本質が違うようです。


墓石国内加工と中国加工の見分ける方法はあるのか?


結論を先に言いますと、「見分ける方法はありません」。

失礼致しました、私が間違っておりました。以下にに修正記事を載せます。


修正記事です。

「国内加工」と「中国加工」の見分け方なのですが、まず「中国の石」と「インドの石」はほぼ100%中国加工です。インドの石はまれに自社で加工する場合がありますが、四十九日に間に合わせるなど特殊な場合のみです。


問題は国産石の場合です。
この記事のコメントに兵庫県豊岡の「大北石材」の大北さんよりコメントをいただきました。
但馬、豊岡のおおきた石材店@お墓ディレクター1級です。
こちらが大北さんのブログです、写真も豊富で国産石の事やお墓全般の事がたくさん記述してあるので、消費者の方には参考になると思います。

大北さんのコメントより引用させていただきます。

石産協の産地証明は加工者の記名欄があり、そこに記名押印するシステムです。中国加工なら当然中国加工工場名を記名し押印するようになっています。
そこを偽造は。。。不可能ではないですが、してしまえば当然有印私文書偽造のリスクを負うので歯止めにはなると思います。
それを越えてしまってトラブルの末、除名、代金返還になった大阪の業者がいた話はご存知だと思います。
また、瀬戸内の証明書の件ですが、かなり厳格に運用されているようで自社加工でも取得できないので(うちの場合)あまり知られていないほどです。
これがあればほぼ、国内加工も担保されると思います。


どうもありがとうございました、これをすっかり忘れて忘れておりました。失礼致しました。
「国産石」でお墓を建てた場合は「産地証明」が出ます。 例えば茨城の真壁など石を採石されてる石材店さんがたくさんあります。なのでただ単に「真壁で作りました」と書いてあるわけではなく、採石した丁場の名前も記述してあります。

石材店によっては基礎工事やお墓の施工時の写真なども、ちょっとしたアルバムにして施主に「産地証明」ともども提供してくれます。こういうサービスは消費者にとって嬉しいものだと思います。