民営墓地を選ぶときは本当に気をつけましょう。 | お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

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民営墓地のトラブルは簡単には解決しません


やすらぎの里という民営墓地が船橋にあります。
「やすらぎの里・風の会(旧被害者の会)」発起人代表のブログ
TBSの「噂の東京マガジン」で二回も放送された事がある墓地のトラブルの被害者の会のブログがアメブロにありました。
こちらはHPです。
「やすらぎの里・風の会」


以下ブログ記事より抜粋

墓地の所有者が変わった理由・・



どうも、墓地を開発(造成)する際の資金として融資を受け、返済が滞ったことが起因で競売された様です。 って、金は払ったろう?500人以上が墓地を買ったんだから・・ところが、金利に追われて元金まで手が回らなかった・・騙された、と説明されても。

それ以前の問題でしょ?そんな金利が高いのは知ってたハズだし・・3,000万借り手9,600も返した・・との言い訳。それが事実なら刑事事件でしょう?普通は・・更にそれが原因で自己破産だとか、倒産とかしちゃって・・それも今から何年も前に・・このことは管理費を支払っている墓地所有者は誰も知らされていに・・告示する責任があるのにも、ね!

現在の土地所有者から、墓地所有者に通達が来て、初めて知ることとなったなんて、信じられますか?更に酷い話が、私達に墓地を売る際、そこに抵当権がついていることを隠していたこの事実・・追求すると、マトモナ答えは出てこない。悪いと思うからこそ、現所有者に地代を支払う金額の決定訴訟(3月24日、第一回公判)をするそうで・・墓地所有者の為に、だってさ!本心なら、そんなに高金利で支払ったなら、土地の返還請求だろう?苦しい言い訳だよ、誰が聞いたって・・そんなもん。

だいたいさ・・競売決定の通知は必ずいくわけだし、それが不満なら異議申し立てや差し止めの仮処分だって出来たハズ。でもそれをしなかった理由は?当時の弁護士が悪かった、管理者が無知だった・・だって。これもかなり苦しい言い訳だ。信じます?そんな話・・???

これは酷いですね。家族を亡くされてお墓を建てて供養しようとしたら、墓地は借金のカタに売り払われて、墓地の権利を譲り受けたところが墓地の所有者に対して永代使用料をまた払えと言ってきたというのが内容です。

この墓地の購入者にとっては寝耳に水であり、墓地代を払わないなら出て行けと言われてるようなものです。
関東の民営墓地ではこれまで何回か民営墓地のトラブルはあったようで、そのうちいくつかは裁判になっています。
しかし裁判は二度とも寺院側が勝利しており、被害者側には納得のいかない判決内容となっています。
今回のトラブルも何とか被害者側に有利な形で収まってくれるといいんですが。


実際に関東近郊で民営墓地を開発し、それを全て売り切ったらとんでもなく儲かります。
お墓の価格も「指定業者制度」により値引きが一切行われません。価格も高価です。石材店側にとっては「このうえなく美味しい話」なのです。
墓地を開発してこれからお墓を建てようとする人を抱え込むというのが現在の状況で、団塊の世代に寿陵墓(生前墓)を購入させるという「青田買い」の状態です。
それゆえCMや広告で購入者を集めて墓地さえ売ってしまえばこっちのものだというのが、民営墓地の開発者であり、指定業者なわけです。


そうなるとどうなるかというと、供給過剰になるわけです。
供給過剰になると、霊園側が確かな情報を与えなかったり他の霊園の欠点などを指摘したりして、消費者側には全くといっていいほど正確な情報が伝わりません。
今後はこのような状況が多く見られるようになるだろうと簡単に予想がつきます。お墓を建てようと思ってる方が一番重要視しなければならないのは、「どんな墓地を選ぶか?」ということです。