葬式と墓(エコノミスト9/20より) 葬式編 4 | お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

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週刊エコノミスト9/20特大号の特集、葬式と墓から



4つ目は葬儀の費用についてです。葬儀社こそモラルを問われるんじゃないでしょうか?
相手(遺族)はどんな金額を提示しても値切る事無く了承してくれるのですから、必要以上にふっかけた金額を提示しないでもらいたいものです。


喪主になってもあわてない知っておくべき基礎知識



葬式をめぐる6つの悩み
いざ肉親が亡くなってから葬式までの時間はわずか。葬儀社選びから葬儀費用まで6つの悩みをまとめた。
吉川美津子(葬儀コンサルタント)

Q4 葬式費用の内訳は?


支払いは葬儀社と宗教者



日本消費者教会によると、葬儀全体にかかる費用は2010年、全国平均で199万9000円だった。
葬儀費用は細分化すると、
「葬儀一式費用」
「飲食接待費用」などの実費
「寺院や教会への「宗教費用」
に分けられる。

①は祭壇や棺などの式進行に必要な葬具と人的サービスで、全国平均126万7000円だ。
②は料理や返礼品などの参列者へのおもてなし費用で45万5000円かかる。
③は、お布施、献金、お礼などの宗教者への謝礼だが、51万4000円だった。

実際に、遺族が葬儀費用を支払うのが、葬儀社と宗教者だ。料理やギフト、斎場などは葬儀社が手配している事が多く、お布施以外は葬儀社に一括して支払うことになる。
ただし、この3つの費用の他にも地域によって、民間火葬場の職員や霊柩車の運転手などへチップを包む地域もある。

地域別の葬儀費用は異なる
◆葬儀一式費用
地域
最低額~最高額
平均
北海道
20~150万
98万
東北
12~500万
183万
関東(東・神・埼)
36~256万
116万
関東(千・茨・栃・群)
50~200万
127万
中部(愛・静・岐・長・梨)
10~287万
123万
中部(新・富・石・井)
30~500万
153万
近畿
84~300万
184万
中国
74~135万
112万
四国
140~180万
160万
九州・沖縄
20~220万
96万
全国平均
 ― 
126.7万

◆飲食接待費用
地域最低額~最高額平均
北海道9~120万58万
東北7~450万183万
関東(東・神・埼)10~200万44万
関東(千・茨・栃・群)5~200万53万
中部(愛・静・岐・長・梨)30~66万43万
中部(新・富・石・井)10~135万49万
近畿60~120万90万
中国5~19万12万
四国10万10万
九州・沖縄2~200万79万
全国平均 ― 45.5万

「葬儀費用の内訳」
 祭壇や棺などの「葬儀一式費用」
 「飲食接待費用」などの実費
 寺院や神社、教会への「宗教費用」

 126.7万 +  45.5万 +  51.4万
= 199.9万円(全国平均)(なぜか計算が合わないのだが・・)

葬儀費用を全国的に見てみると北海道・九州・中国が安めで、東北・近畿が高めと判断していいでしょうか。
四国は飲食費が10万円と固定されてるので、葬儀後の食事などを出さない地域なのでしょうか?調べておきます。
お布施を除いて全国平均が172万2千円というのは、はたして高いのかどうか

宗教者の謝礼51万4千円(全国平均)は、戒名・法名代は別ということを覚えておいてください。
東京150万、関西100万、富山では30万という金額が戒名・法名代として必要です。
さらに「院号」は別かもしれないので確認は必要です。


前の記事にも書きましたが、私たちの世代は子供の教育にお金がかかり、貯蓄してもお金が増えず、年金は満足に貰えず、年収自体がジリ減なので、今までのように冠婚葬祭にお金をかけることができなくなってきます。
葬式に費用がかけられないという状況が増えてきてるので、各セレモニーホールでは家族葬専用の小さな葬儀場を改修したり増設したりしています。
よほど日本の景気がよくなって国民の年収も増えなければ、事態の進行を止めることはできません。
葬儀費用を抑える提供をしていく事が今後のこの業界の課題ではないでしょうか