葬式と墓(エコノミスト9/20より) 葬式編 1 | お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

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週刊エコノミスト9/20特大号の特集、葬式と墓から


エコノミストは昨年のこの時期にも「葬式と墓」という特集を組んでいる。
これから各家庭の貯蓄率が減って現在のような葬儀が行われるとは考えにくく、家族葬が増加すると睨んで、葬儀社の中ではすでに準備にはいってる会社も多い。
その中でエコノミストはどのように記述しているのか見てみたい。


喪主になってもあわてない知っておくべき基礎知識



葬式をめぐる6つの悩み
いざ肉親が亡くなってから葬式までの時間はわずか。葬儀社選びから葬儀費用まで6つの悩みをまとめた。
吉川美津子(葬儀コンサルタント)

Q1 葬儀社選びの注意点は?


A1 事前に直接顔を合わせる



葬儀社選びで一番大切なことは「あわてて決めないこと」だ。事前に複数社を比較し、葬儀費用の概要を把握するために見積書を最低でも2件は取るようにしたい。
ただ、費用だけにとらわれすぎないことも重要だ。

また、パンフレットやホームページだけでの判断は難しく最低でも電話、できれば直接会って相談したい。

その際のチェックポイントは、
①打ち合わせから葬儀施行、集金、アフターフォローまで同じ人が担当してくれる。
②葬儀費用に関する詳しい説明があり、それを見積書に反映して出してくれる。
③担当者の人柄が安心できる。

①葬儀社によっては分担制をとっているが、担当者が変わると遺族は何回も同じ話をしなくてはならない。
②予定よりも参列者が増えた時など、追加があるときに、式の途中でも価格を明示、説明してくれる葬儀社が望ましい。
③ 略 あくまで故人の見送りのパートナーとして、葬儀社を選びたい。

また、葬儀社のなかには葬儀費用、マナー、エンディングノートの書き方、フラワーアレンジメントなどのセミナーを主催しており、普段の生活のなかで催し物に参加するなどして、信頼できる葬儀社を決めてもよいかもしれない。

都会であれば複数の葬儀社を選択することができるが、地方都市の場合は地元に一社しか葬儀屋がなくて、その葬儀屋以外を選べない事もある。
その中でこの記事のように事前に葬儀社の良し悪しを判断するというのはほとんど出来ないでしょう。
仮にセミナーなどを主催していて参加したとしても、価格が適切か、その葬儀社が信頼できるか判断は素人にはつかないでしょうし、
ましてや偶然担当者になった社員が気に食わないといって変更などできるものでしょうか?
葬儀社の社員の人間性まで確認などできるわけがありません。
突然の死で急に葬儀をおこわなければならなくなった時など、この記事のようにゆうちょな事は言っていられません。
仮に親が高齢で長く入院してて死期が近づいていたとしても、事前の準備で素人がテキパキとこの記事に書いてあるような行動が起こせるでしょうか?



私は晩婚で数年前に結婚したのですが、その時は多くの結婚式場を見学にいって見積をとりました。
そしたらもう、業界全体が事前に申し合わせしてるように最終的な価格はほぼ一緒でした。

違ってたのは、教会使用料が高ければDVD撮影料が安いとか、DVD撮影料が高いがアルバム作成料が安いとかその反対であったりとか、各結婚式場では項目別の価格をバラバラに設定して、
最後は帳尻を合わせるという絶対に素人では判断がつかないシステムになっておりました。

葬儀社の見積もりも何度も見たことがあります、見積もりというよりも請求書ですが。見比べてみたときに結婚式場の見積書と同じような形態を感じました。
価格がほとんど一緒なのに項目別の価格がバラバラな理由はお墓や仏壇を値引きしても葬儀代を値引き交渉する人などいないからです。
というか値引きする暇がないのです。

明日に「お通夜」、明後日に「葬儀」を行わなくてはならない喪主は親戚や職場への連絡やあれこれで、「葬儀屋に値引き交渉」する時間などありません。
提出された見積書を高いとか安いとかの判断もつかずに葬儀屋の言うがままに葬儀をとりおこなって、そのままの金額を支払うだけなのです。

この記事のような葬儀社の選び方はベストですが、できないのが現状です。
そして、その時には「葬儀に詳しい」誰かの助言がないと難しいと思います。