高野山名刹の永代供養権を無断販売
これから多くなりそうな詐欺だと思います。
高野山名刹の永代供養権を無断販売 被害１億円超す
どのような事件かというと、東京の複数の会社が、世界遺産・高野山（和歌山県高野町）にある名刹（めいさつ）「持明院」の永代供養権を売るとうたって高齢者らに代金を振り込ませ、連絡が取れなくなっている、持明院側によると、把握分だけで、被害は１億１５００万円に上るという。
高齢者でお墓が無く、将来お墓を建てても跡継ぎがいないような方は永代供養塔（納骨堂）を希望される場合が多いのです。
自治体によっては大きな納骨堂を建て、身寄りが無い方やお墓を建てる必要が無い方のお骨を納骨しています。
しかしこのような納骨堂を持つ自治体はあまりありません。そして他地区の住民の方だと受け付けてくれないのがほとんどです。
その為、民間の納骨堂などに依頼するしか方法が無いのが現実です。
高齢者の不安をかきたてた実に許しがたい詐欺事件だと思います。
最高2740万円も騙された方がいらっしゃいますが、通常の納骨堂であれば高くても100万～150万円くらいだと思いますのでそれ以上の金額を請求される場合は怪しいと思ったほうがいいでしょう。
持明院「はすの会」のホームページ
こちらのホームページでは詐欺についての注意点が書かれています。