お墓の構造・一度建てたら修理が必要ないようにするには?
お墓に使われる石はほとんどが御影石で適切に加工して研磨が十分であれば150年以上はもつと思います。
石によっては多少の変色や色あせがあるかもしれませんがお墓の原型はとどめてると思います。
舞台・外柵はなるべく繋ぎのないものを選ぶ
お墓が万全であっても外柵がダメな場合はどうでしょうか?修理するにはお墓を一度解体しなければならない場合があります。そういう事を防ぐには舞台・外柵を万全なものにしておいたほうが良いと思います。
舞台・外柵(地域によって呼び方が多少違います)の方法はいくつかあります。順字写真で説明しますね。
舞台が巻石で繋ぎがある場合
こちらのお墓の舞台は幅12cm、高さ30cmの巻石をまいて上の部分は3cmの厚さの貼石を貼ってあります。
墓地の面積が広い場合などはこのような舞台を作ります。
この舞台の施工で注意しなければならない事があります。石材を合わせた箇所をしっかりと金具で固定する事です。
今ではあまり左の写真のような事はありませんが、金具の固定が不十分であったりするとこのような状態になります。
(アクの写真と最初の写真は関係ありません)
事実、セメントのエフロ現象はいろんな対策があるのですが不十分であった場合は取り返しのつかない事になってしまいます。
この施工は石材店の腕の善し悪しがハッキリと分かります。
次の記事はつなぎ目の無い舞台です。
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