富山県の米が売れてるそうです。
震災後、富山の米はかなり売れてるそうです。
前の記事に「日本穀物検定協会」のお米のランクで「特A」の地域だけを取り上げました。
山形全銘柄が特Aに認定されましたが秋田はありません。じゃあ秋田の「あきたこまち」や「ひとめぼれ」は九州の「特A」より不味いと思いますか？答えは「ノー」です。
作物は気候と土壌には絶対逆らえないんです。「りんご」は長野と青森が有名ですが共に寒い地域で長野は昼と夜の温度差がかなりあるので12月くらいに収穫されるリンゴは蜜が入っててとても美味しいのです。
反対に「みかん」は寒いところで収穫されるでしょうか？
やはり美味しいみかんは温かい地域で収穫されます。
考えてみてください。
やはり米は寒い地域で収穫されたほうが美味しいと言えるのじゃないでしょうか？もちろん西日本の特Aにケチを付けるわけではありませんが、東京の有名な寿司屋や料亭が使ってるとは聞いた事がありません。これから「美味しい米の条件」をあげますが、とにかく作物には適した気候と土壌があるという事実はどうにもならないと思いますね。
旭川で美味しいバナナが収穫されたって聞いた事がありません。
美味しいお米の条件
- 水
- 土壌
- 気候と地形
条件はこの三つです。
水温が低い、土壌が粘土質、朝日を浴びて夕方4時以降に日が当たらない事。
完全無農薬は除きます。
美味しい米はこの三つの条件がそろわないとダメです。このような条件に当てはまる場所は日本にどのくらいあるでしょうか？
新潟の魚沼のコシヒカリはどの地域から収穫されたものでも美味しいのでしょうか？
およそ平野部の水田ではこの条件には当てはまりません。このような地域は山のふもとか山間部の谷間です。朝日を浴びなくてはならないので山は西の方角のふもとの地域に絞られます。水は用水ではなくて山からの湧き水ならベストです。寒い地域で水も冷たいとなると収穫量も少ないんです。
どうです、皆さん知ってましたか？