お墓の値段がなぜここまで違う?2 | お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

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「見積価格90万円の差」について



6月13日に書いた「見積価格90万円の差」の記事を見た知人から、「お前、あんな事書いていいのか?」と心配の声をいただきました。

どこの石材店か分からないように書いてありますから、影響はないでしょうと答えておきました。

このブログは伝えて良いギリギリまでを消費者の方にお知らせする事が目的ですから、何と言われようが頑張ります。
もちろんどの石材店も商売として営業しているので、あきらかにあそこだと分かって商売の邪魔になるような事はいたしません。

そのくらいはわきまえておりますので。

ところでどんな石を使ったんですか?



先日石材店の店主から聞いた話はあまりにもビックリしたので「どんな石を使ったのか」聞くのを忘れてしまいました。それで電話して聞いてみました。

わたしはてっきりインド材の色目のある石かなと思っていましたが、なんと「G614」でした。
「G614」といえば中国材の中でも「G623」「G603」よりちょっと良いかなという位置づけの石です。

「えっ?G614ですか。お墓の構造は?」と舞台・外柵の形状を聞いてみたら、私たちが普段設計する石の厚さよりも2寸も薄いというのです。「本当ですか?そりゃボッタくりですわ。」と言って、石材店の店主に見積もり価格を聞いてみました。

石材店の店主が見積もった価格は「150万円」でした。



「240万円」と書かれた見積書を見てさぞかしお父様は驚かれた事でしょう。

魚津や黒部の尺1.3(仏石の幅が約40cm)の大きなお墓ならいざ知らず、西部の尺1.0のお墓で使用する石が「G614」で「90万円」の見積もり価格の差はあり得ないですね。

たとえいつも真っ当な商売をしていたとしても、「90万円」もの見積価格の違いがあったとしたら「高い石材店」と烙印を押されてもしかたがないでしょう。
許容範囲ってもんがありますよ。

ちなみに石材店の店主は「3寸だとあまりにも薄いから4寸で計算します」と見積もられたそうです。

消費者から「お墓の値段っていくらなんですか?」という声が聞こえるようです。