お墓の値段がなぜここまで違う? | お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

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驚く程の価格の差!



先日石材店の店主と話した時の事を書きます。この話しを聞けば皆さんもビックリされると思います。

何と●●万円もの価格の差があったのです。

お墓の見積り価格



この店主に学生時代の同級生から電話がかかって来たのは発端でした。

「〇〇さんお久しぶり、いきなりやけどうちの親父が〇〇石材に行って見積もりしてもらって来たよ。あんた石屋やってたの知ってたから電話したんだけど早くしないと決めそうやわ。一回家まで来てよ。」と。

〇〇さんというのは石材店の店主です。

「分かったよ、それなら今日の晩にでも一度伺わせてもらうわ。何時くらいがいいですか」と〇〇さんは同級生の自宅に向かわれました。

友人の自宅に向かわれた〇〇さんはお父様に自己紹介をしてからこのように話されました。「これから私がいつも提示してる値段を出します。それを見ていただいて判断してください」と設計図だけを見せていただいてその場で計算しました。場所は公営墓地で広さはほぼ1.5坪、約6尺×9尺の広さです。ほぼ1.8m×2.7mと考えてください。

設計図を部品ごとに大きさをわりだして、お墓本体、外柵、基礎工事、と計算して〇〇さんが出された金額を見てお父様は顔をひきつられたそうです。

「〇〇さん、あなた息子の友達だから特別な価格を出されたんでしょうか?」とお父様は聞かれたそうです。

「いいえ、私は普段通りの金額しか出してません。私は大手と違って駆け引きはしませんからどの方にも同じ金額を提示しています。後で聞いたら分かることですから。」

「〇〇さん、あなた明日は時間あるかね。良かったら墓地へ行って説明してくれんかね。」とお父様は現地で説明をして欲しいと言われました。

ご友人は「へえ~、墓の値段っていったいどうなってるのか分からんわ?」と見積書の価格をずっと見ていらしゃったようです。
そして「やっぱ、あんたに見てもらってよかったよ」と言われたそうです。

そして翌日墓地で待ち合わせをされて場所を確認してから〇〇さんが今まで建てたお墓を見せてあげたそうです。

セメントは使用せずにボンドを使う事、雨の日には工事を行わない事などを説明しながら施工実績をお見せしたそうです。

「分かった、決めたよ。明日の晩に家にきてください」とお父様は言われたそうです。

最初の石材店との見積り価格の差はいくらだったと思いますか?



テレビ局のCMの合間みたいに引っ張ってしまいましたが、発表します。

なんと最初の石材店との見積り価格の差は「90万円」でした。

90万円ですよ、90万円。

開いた口がふさがらない、とはこのような事をいうのではありませんか?

このお墓は事前に墓地は用意してあったので、お墓本体 + 外柵 + 基礎工事 の価格です。

石種にもよりますが、この公営墓地でお墓を建てる場合の標準価格はだいたい180万円~200万円くらいではないかと考えられます。

見積り価格は推定で250万円~280万円くらいじゃ無かったんじゃないでしょうか。

この価格で購入してる方も多いのですよ


このお父様は運が良い事に息子の友人に石屋がいたので高い買い物をせずに済みましたが、このような価格でお墓を購入する方はかなりいらっしゃるんです。

圧倒的にデザイン性が優れてるとか構造が凄い(使用する石の量が多い)とかの場合なら仕方ないとしても、デザインと使用する石まで同じなのに「90万円」もの見積価格の違いは消費者は全く理解できない事でしょう。

90万あったら家族全員でハワイにでも旅行できます。


ちなみに〇〇さんの石材店は展示のお墓も少なくて全て注文生産をしています。最初の見積書が高い石材店は広い大きな展示場があります。展示場に経費がかかってるんでしょうかね?

考えられる要因は元々高い石材店であるか、後で値引きしようとしてとりあえず高めの見積書を提出したかのどちらかです。

どちらなんでしょうかね?