産地は茨城県桜川市。関東で白御影石と言えば真壁の事をいいます。石材店が最初に薦める国産石材であるがやや不揃いな目の連続で、良く見るとムラや「ダマ」もかなり多い。細かいことにとらわれなければ、安心できる石で、大きなトラブルは皆無と言っていいでしょう。吸水率は普通で、雨にぬれても翌日には乾いています。
産地は真壁小目と同じく茨城県桜川市。石自体の表情はやさしい色目です。お墓の小さい地域では本碑を真壁小目、舞台外柵を真壁中目で製作してるところもありますが、お墓の大きな地域では本碑として十分な材質の白御影石です。色合いは小目よりもやや白いです。真壁石の特徴
- 石質が安定しており大材がとれ安定供給ができる
- 歴史が古く信頼性がある
白色を主とするが青味、黒味が強い物ほど高級とされ価格が高いが市場に出回ったのを見た事がない。真壁小目は一見すると白や黒の小さなダマも見受けられるが、驚くのは年数が経過した時の概観が徐々に青みを帯びてくるのです。
このような石は中国材では見当たりません。40年ほど前に建てられたお墓でも十分に光沢は残っており安心してお墓を建てられる材料だと思います。
注意する事
一言で言うと難しいかもしれませんが、中目だと「白以外」の部分が濃い石は綺麗です。小目は加工時に10円玉ほどの「ダマ」が出る事が多く職人泣かせです。そうなると作り直さなければならず、ギリギリの納期であれば十分注意が必要です。