武縁 | 木津躰道協会 武道上達法研究会京都、奈良支部

木津躰道協会 武道上達法研究会京都、奈良支部

知る人ぞ知る、木津躰道協会卍蹴り道場。躰道や空手、その他思いついた事をつらつらと書いています。主に京都府木津川市、奈良県で躰道と沖縄古伝空手を指導しています。連絡先 090-6663-2999 manji.77369@gmail.com

長年武道、武術を継続してやっている人は
多分良い武縁に恵まれていたのではないだ
ろうかと思う。

自分が子供の頃はジャッキーチェンや北斗
の拳が流行っていた時代だったので、その
頃から武道、武術には自然と興味が湧いて
いた。

また父親が時代劇が好きだったのもあって、
チャンバラシーンも何度も見ていたので、
自然とそうした素養が育ったのではないか
と思う。

躰を動かすのは元来好きなのでそれも幸い
し、大学から躰道を始めた。

躰道部に入部した事が今の自分を形成する
に至ったと思う。奇しくもその時代(97~
2000年)は格闘技ブームで、古武術もボチ
ボチに流行りだしていた時代だったと思う。

躰道部の同期はプロレス好きや格闘技好き
が集まっており、躰道もスポーツとして考
えるより、武道として考えるようになった。
先輩も何人かは武道として考える傾向の方
も何人かおり、その方々にS師範と言う化
物みたいな先生が居ると教えて頂いた。

このS師範と出会ったのは二回性の時で、
ひびきに練習に行った時だった。

当時は緑帯で実戦競技を始めてまだ間の
無い頃だったと思う。師範は手加減して
くれたいたと思うのだが、当時は無茶苦
茶されたと言う記憶がある(苦笑)。

この師範に出会い、またY先輩に某空手
流派の本を紹介して頂いた事が武術に出
会う切欠だったと思う。

その後某掲示板で様々な流派の方々との
ご縁があり、この出会いが切欠で今の武
術をする様になった。

そして武術が有る程度理解出来る様になっ
た頃、先生の先生を紹介して頂いた。

この先生のお陰で武術に対する取り組み方
がまた変わったと思う。

自分が良いと思えるものに出会う確立は
そんなに高く無いと聞いた事があるが、
そう言う意味ではかなり良い出会いをし
てきているのだなと感じる。

だからこそ今まで継続出来ているのかも
しれない。

多分試合に勝つだけを考えてやってきた
なら数年前に辞めていたかもしれないと
思う。

出会いとは大事なものだなと改めて思った。