おはようございます。麻希です。
ちなみにこれから寝ます。眠い眠いと思っていたのに、どうしたことでしょう。
とか何とか書いていたら下から突き上げるようなドンと言う衝撃がやって来て、加湿器の水も揺れたりして、すわ大きな地震か!と身構えました。
実際はウチのおデブ、ジンジャー(猫)の破壊力抜群のジャンプでした。びっくりしたぁー。
下にお住まいの方にご迷惑だからやめて下さい。
先日、義理の父様・母様にお正月のご挨拶に行って参りました。不義理な私達は年に1回、お正月にしか顔を見せないと言うのに、父様・母様はマニンゲンの舞台に毎回足を運んで下さると言うとてもとてもお優しい方なのです。
そして教会に通っていらっしゃる信仰心の篤い父様・母様でもあります。
そんでもって、お正月のご挨拶にも関わらず、シレっと今回の公演のチラシを渡したところ、『教会のお友達で興味ある方がいるから渡してみるわね~』と言って下さいましたのです。
しみじみと有難かったです。
外で私のこと話してくれているんだー。
芝居やってるって言ってくれてるんだー。
と。
跡取りも作らんと、公演期間中は大事な息子を休みならスタッフにしてみたり、毎日外食させてみたりしたりして、そんなこと年に何度もやってたりするにも関わらずー。辞める気配なんて微塵もなくてー。
それでも。父様・母様のお友達は嫁が舞台をやっていることをご存知な状態なのだー。
と嬉しくもたまげておいとましたわけです。
でもって、今日母様から宅急便が送られて来て、その中のお手紙に『教会のお友達2人と一緒に行くのでチケット4枚お願いします』と…。
マジすか!?
あ…
でも…
『もしもし、母様ですか?麻希です。お手紙読みました。ありがとうございます。あの…でも…今回風俗店の話なんですけど、大丈夫でしょか…』
と恐る恐る伝えたわけです。
注)とは言うものの、そんなに強烈な下ネタやヤバイ描写やシーンがあるわけでは御座いません。
あくまでも、教会に通われていると言う方に対する私の真面目で高潔なイメージによる不安です。だって、風俗のお話と思いませんでした!
そう言うの好きじゃないんです!とか父様達が言われたら…とか信仰的にタブーだったら?と思ったところ発生の発言であります。言い訳的釈明。
したっけ母様一言、
『みんな、おばちゃんだから大丈夫よ~ケラケラケラ🎵』
あっけらかんの音がしました。
もう受話器持って何度もお辞儀しましたね。
外国の方がモノマネしやすいことこの上ないぞな勢いのお辞儀でしたよ。
恐縮し過ぎて最後何話したか覚えてない。
そんなわけで、マニンゲン初めましての方が、今回もたくさんいらっしゃる訳で、ちょっとでも好きになって、楽しんで帰って頂きたいなぁ、また観に行きたいと思って頂けるよう、頑張らねばね!と決意新たに間もなく新年1発目の稽古で御座います。
信仰のある方もない方も
風俗に行ったことがある方もない方も
女性も男性も
色んな意味で、色んなことを
感じ取って頂ける舞台になっています。
あと18日で開演です。
出演者、スタッフ一同お出迎えの準備を万端にして、皆様のご来場、心よりお待ちしております!
マニンゲンプロジェクトvol.9
『つくづくな人間』
作・演出 町田一則
会場:下北沢小劇場楽園
料金:前売¥2500 当日¥3000
時間:
物語:三年前僕は風俗で働いていた。
繰り返される単調な毎日。単調な音楽。
最低な日々。ある日やって来たのは来るべきはずではない人とラーメン4つ・・・。
『あ、あの・・・告白してたんですけど、今・・・』
『夢なんてこの年になったらただの恥だよ』
『・・・だからよっちゃんとすげーことして金持ちになんだよ』
罪っていったい何なんだ?お金っていったい何なんだ?自分っていったい何なんだ?
夢と打算が交錯する八畳一間の物語。
キャスト:岸本宏章、佐竹麻希、浅川芳恵
大川裕明、小久保悠人、山本有紀
小川麻里奈、盛山小春、天野芽衣子
桑原聡(チョコレイト旅団)
清水恭子、椎名友樹
スタッフ:音響 松岡宣雄 制作 町田弘美
照明 松本雅文(株式会社ライトスタッフ)
舞台監督 石原茂史 協力 キューブデザイン
最後は破壊力抜群なジャンプをしたあとの気だるいジンジャー。3歳の貫禄。デカ!!!
おやすみなさい。
ご機嫌よう。