バリヒンドゥーになってよかったこと | MaiMai Bali のブログ

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クバヤとバリ芸能が大好きなマンアユの独り言。
バリ島デンパサールよりドロドロのバリ人ワールド・バリ人あるあるなどを一方的に綴ります。
※イジワルな人&大阪弁のニュアンスのわからない人は読まないでね。


私はバリ人と結婚してから随分生活が変わりました。

まず、何と言ってもバリヒンドゥー教徒になった事。

日本に居た頃は正月は神社にお参りに行き、お盆にはお寺に行き、クリスマスを祝い・・・・

完全に多宗教、、、というより無宗教。

そんな話をバリ人にすると、もの凄く驚いた表情で

「何?それ?ありえへん(°д°;)」

と非難されますので、話さない方がよろしいかと。

こんな宗教に疎かった私ですが、毎日宗教ベースで生活をしていると、自然とバリヒンドゥーを意識するようになってきました。

とは言え、毎日バリ人のようにお供え物ばっかり作って、お祈りばっかりしている生活をしてる訳ではありません。

てかワタクシ、幼稚園レベルのお供え物しか作れませんしね・・・(-"-;A

しかし、普段は全くバリ嫁らしくないダメ嫁な私でも毎日のお祈りだけは日課です。

うっかりバンタン(お供え)を忘れてしまったり、疲れてバンタンしなかった日には、やっぱり罪悪感というか、後ろめたいというか、何だか気持ち的に落ち着きません。


私は日本に居た頃からバリ舞踊を習っていましたが、実はここでも大きな変化がありました。

初めてバリで観た時に衝撃を受け、すっかりハマってしまったバリ舞踊。

その後、譲れない趣味として長年習っていたバリ舞踊。

その頃の私はただ振付を覚える事だけに必死で、そこに感情などはありません。

ただ先生の真似をして手足を動かしているだけ。

でもそこに何の疑問も抱いていませんでした。
それでいいと思っていたから。
上手く真似る事ができたらそれでいいと思っていたから。

でもそんなんですから、はっきり言って下手くそでした(今思うと)

そしてバリに移住してから数人のバリ人の先生からバリ舞踊を習いました。

そこで全ての先生から同じことを言われたんですね。

「RASA」(感情)が足りない。

「RASA」って何ぞや。。。

悩みました。大きな壁にぶち当たりました。

「私バリ人ちゃうし。RASAとかわからんし。」
「あんなバリの女子たちみたいに自信満々の笑みで踊れんし。」
と卑屈になって自分を正当化してみたり・・。

その後「RASA」を習得できないまま、悩み、またそんなタイミングで腰を悪くしドクターストップがかかってしまい、踊りを止めてしまったんです。

でもやっぱり大好きなバリ舞踊。
10代の頃から恋い焦がれて止まなかったバリ舞踊。

そしてバリでは毎日のように目にするバリ舞踊。

やっぱり見てるだけでは物足りなくなり、ドクターに内緒でこっそり再開。

そしてそんなモヤモヤと葛藤していた頃に、バリ人の旦那さんと出会い結婚。

バリヒンドゥーに改宗した私は、バリヒンドゥーについてあらためて勉強し直しました。

30年かけて買い集めたバリ関連の本を片っ端から読みました。

昔は読んでも全く意味がわからなくて理解できなかったヒンドゥーの宗教感やバリの慣習の事が、なぜかすんなりと理解できるようになっていた事に自分でも驚きながら。

そして結婚後でも細々と続けているバリ舞踊。

少しずつですが、「RASA」がわかるようになってきました。

今行っているサンガル(お稽古場)では練習の前には必ずお祈り。

そして練習後にも神様に感謝の気持ちを込めてお祈りは欠かせません。

バリヒンドゥーに改宗してから以前よりもずっとずっと理解して楽しんで踊れるようになったので、これも神様のおかげかな、と。

バリ嫁さんの中にも、昔バリ舞踊をやっていた方って結構いらっしゃるんですけど、是非また再開していただきたなぁと思ったり(仲間募集中なだけとも言うww)

絶対昔と違う楽しみ方が出来ると思うんです。

まだまだバリヒンドゥー歴3年の新米ですが、バリ舞踊に関してはヒンドゥーになってよかったなーと心から思うマンアユです。


アートセンターのサンガルで熱心に練習に励む子供達。カワイイ







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