私はいわゆるバリ嫁なんですが。
やはり同じ境遇に身を置く者同士、バリでお友達になるのはバリ嫁さんが多いのですね。(まだまだ友達は少ないですが)
バリ嫁と一括りに言いましても、私のように実家を離れて旦那と二人で暮らしている自由気ままな嫁もいれば、どっぷり同居で、バリ人の家族に囲まれながら暮らしているお嫁さんもいます。
私は子供もいませんし、
うちの旦那さんはめっちゃ綺麗好きでマメに家事をしてくれますし、お料理も趣味なので、本当に普段は甘えっぱなし。
と言うと私が家事や料理が一切できないダメ嫁のようですが、一応人並みにはこなせますよ、名誉の為。←必死
ただ人一倍食いしん坊のおデブの旦那さんは、自分の食べたい物を食べたいダケ作りたいんです。
以前は私が料理していたのですが、それとは別に自分の分だけ更に違う料理を作ったりするので、それならもう旦那さんの料理だけでいいんじゃないの・・?となって今に至っている訳なのです。
なので別に旦那に料理をさせている鬼嫁ではありません、名誉の為。
え?必死の言い訳っぽい?
うちの旦那さんがマメなので、バリ人の旦那さんってみんな料理が出来ると思ってたんです。
でもそうじゃないんですね・・・。
たまには作るけど、毎日のご飯の支度は嫁の仕事という考えの人が多い事に最近気づいてビックリ。
そう言えば私が知っているバリ人の家庭では、お祭り以外で男性が台所で料理している姿はあまり見かけません。
実家ではうちの旦那さんも一切お料理しませんし。
そしてバリ嫁と言えば、ウパチャラやオダランなどがある度に実家に帰省。
どんなに遠くても必ず帰らなければなりません。
と思ってたんです、私は。
でもこれも人それぞれで、重要な日だけ帰る人、めったに帰らない人、旦那だけ帰る人、全然帰らない人もいる事にビックリ。
実は遠い親戚にも日本人嫁がいるそうですが、私はいまだに会った事がありません。
なぜなら一度も親戚の集まりに参加した事がないから・・・・。
バリ在住だそうですが結婚式で顔を見たきりだと親戚みんなが言います。
もちろん、みなさん呆れ顔で・・・。
「アンタはRajin(熱心)でエライねぇ」
と言ってもらえるのですが、ただ旦那について帰ってるだけなんですけど(-。-;)
でも今年ちょっとした変化が現れたんですよね、私の中で。
前まではバンタン(毎日のお供え)は基本旦那さんの仕事で、私は旦那さんに言われてはじめて「あ、はいはい」と言って重い腰を上げていたんです。
それが最近ではどうでしょう。
バンタンしないと何もはじめられない私がいるんです。
スンバヤン(お祈り)したくて、早起きする。
マンディしないとバンタンできないのでチャッチャとマンディを済ませて、カマンを巻いてバンタンの準備をします。
と言ってもうちは狭いコスなので、コスの敷地内を合わせてチャナンの数は10個だけ。
買ってきたチャナン以外に何かを作ったりする訳ではないので、そんなに時間はかかりません。
そしてバンタンが終わった頃に旦那さんが起きるので、そこからテラスで朝日を浴びながらのコーヒータイムです。
そして、お店でももちろんお供えとお祈りはします。
夕方お店から戻ると、腹ペコのおデブちゃん(旦那さん)がまず食事の準備をしますが、食事を終えてしばらくしたら、早くスンバヤンしなくちゃと思ってチャッチャとマンディを済ませます。
そしてスンバヤンを終えたらスッキリとしてようやく自分の時間となるのです。
何なんでしょうか、、最近の私。
旦那さんも驚くほどの熱心さ。
でもバリ嫁としてはこんなの当たり前の日常なので、やっと目覚めたか・・・という感じでしょうか。
今までは忘れてばっかりだったし、言われても(めんどくさ・・)なんて罰当たりな気持ちだった時も正直ありました。
でも言われてやるのと自ら進んでやるのって全然気持ちが違うんですよね。
実は目覚めてからの私、色々な意味でスッキリ好調なのです。
まずはたくさんの人との良い出会いがありました。
そこから色々な情報が入ってきたり、世界が広がったり、ビジネスに繋がったり、また新たな出会いに発展したり・・・。
本当に驚くほどの変化があったのです。
バリでバリヒンドゥー教徒として暮らす以上は、やはり神様への感謝の気持ちを忘れてはいけません。
これは本当に最近私が身をもって感じた事です。
まだまだバリ嫁修行中の身ですが、楽しく修行できそうな気がしてきた今日この頃です。
でも再来週は田舎で4件もウパチャラがあるのよね・・・・
また「今って何待ち?」のあの長~~~い暇~~~な時間を過ごすハメになるのでしょうか。。。
ブログランキング参加中。
コチラのバナーを応援クリックよろしくです
↓↓↓
にほんブログ村