おはようございます
今日は、久しぶりに「ちょっと休憩シリーズ」です。
ブラジルでは、10月5日に大統領選挙が行われます。
選挙については、こちら をご覧ください。
日本では、内閣総理大臣は国会議員(通常は衆議院議員)の中から選出されます。ですから、まずは衆議院議員を国民が選挙で選出し、議員数が多い政党の党首が総理大臣になります。
それに対し、ブラジルでは国民の選挙で、大統領が選出されます。ここの所が、全く違いますね。
IBOPE は、Instituto Brasileiro de Opinião Pública e Estatísticaの略で、ブラジル世論統計研究所のことです。現在は、ブラジルだけではなく、メキシコ、コロンビア、ベネズエラ、エクアドル、ペルー、チリ、アルゼンチンといったラテンアメリカの国々についても調査をしています。
IBOPEは、テレビ視聴率、選挙支持率をはじめ、様々な世論や市場調査をし、データをまとめています。
IBOPEの2014/9/12のデータによると、
Dilma lidera disputa no primeiro turno, mas empata com Marina no segundo
つまり、現在のブラジル大統領は、ジウマ・ルセフ大統領(労働党)で、今回も立候補し再選を目指しています。
一方、マリナ・シルバ氏(ブラジル社会党)は猛追しており、1回目の投票ではルセフ大統領が39%、シルバ氏が31%と優勢ですが、2度目の決選投票では、五分五分の予想となっています。
正に、女の戦いです。
でも、ここに至るまでには、飛行機事故によって、ブラジル社会党の大統領候補であったエドアルド・カンポス氏が亡くなり、副大統領候補だったマリナ・シルバ氏が大統領候補となるなど、様々なドラマがありました。
間もなく、選挙となります。みなさんも、ブラジル大統領選挙、注目してくださいね。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。
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