初めて
四葉のクローバーをもらいました
とある、ギャラリーの内装を手伝うきっかけをもらい、材料を調達しに、
江北まで。
今回メインで空間演出しているS君といろんな話をしながら、
行く途中でふと、
「四葉のクローバー取り名人なんです」
と、S君。
「へぇ、(疑いまじり)じゃ取って来てよ。」
と、期待もせずに、私。
「いいですよ、5分以内で帰ってきます。」
と、自信たっぷりでS君。
材料買った帰りの土手沿い、どこでもいいですからというS君の
自信に合わせて、取って来てほしいという思いを込めてブレーキをかける私
「じゃ、いってきます。」
「うん。」
ダッシュでかけて行く後ろ姿をバックミラーで見ながら、今日の作業を
まとめるためにノートを開く私。
ノートを開きかけた時に、車のドアが開いた。
「2分でしたね。」
えっっ
本当だ。S君の手のひらには、茎が指輪みたいに結んである、
四葉のクローバーが置かれている。
こういう時は、言葉は私にとって無意味になる。
無言で四葉のクローバーを手に取り、左手の人差し指にはめてみる。
くすぐったい感じを味わいました。
読んでいても、くすぐったいでしょ
嬉しかったな、名人S君は10分で5本位はとれるらしいけど。