久しぶりのブログ更新になりました
今回ご紹介するのは、ライフネット生命社長の岩瀬さんが書いた書籍『仕事でいちばん大切な 人を好きになる力』です。
生命保険業界にネット販売オンリーというスタイルで格安の保険を販売するベンチャー企業の若手社長です。
先日、出版記念講演会&サイン会にも参加してきましたが、若いのに非常にオーラがありました
既にいくつもビジネス本を出版している岩瀬社長ですが、今回は小手先のテクニックではなく、普遍的なテーマで書こうと思ったのが本著だそうです。
人を好きになることの重要性を教えてくれました。
人を好きになることで、仕事も人付き合いも上手くいくというのです。
主なエッセンスは以下のような内容です。
・ギブ&テイクではなく、ギブ×10!
・『好き』になる人の数が少ないと、友達の数も少なくなる
・こちらが好きの気持ちを持って接していれば、相手も好きを返してくれる。まずは自分から好きを投げましょう!
・感謝リストを作る。上書きをしない。今お世話になっている人だけではなく、過去お世話になった人への感謝を忘れない
・イメージが実体を作る。企業も個人も。『自分は人見知りだ』というイメージを持っていれば、友達を中々作れないです。そんな時はイメージが実体を作るを実践しましょう。たとえば、誰よりも明るく挨拶をします。そうすると、あいつは明るく元気なやつという他己評価ができあがり、不思議と実体もそれに近づいていきます。
最近は仕事術や専門力の強化にばかり目が行ってしまって、基本的なことを忘れてしまっていたことを思い出しました。昔は、友達のために誕生日会を一生懸命考えたり、サプライズをして喜ばせるのが好きで、そんな時はいろんな友達の輪ができて、人間的に豊かだったなあ、と。
今はその感覚を忘れて仕事一本っていう感じなので、人脈も広がらず、ちょっとさびしいかんじになってしまったな、と。
技術や専門力はもちろん大事だけど、やっぱり一番は人間力。そんなことを思い出させてくれる大切な一冊となりました。
20代がむしゃらにがんばってきたけど、30代になって何か伸び悩んでいるという思うような方には是非読んでいただきたい一冊です
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